社会・経済

「副業禁止」なんて言ってる会社に勤めてたら近い将来失業する理由。

動きの遅い国ですら副業を後押しする昨今で、いまだに「副業禁止」を就業規則にしてるような会社にいたら、近い将来高確率で職を失いますよ。

副業してないと会社が無くなったら露頭に迷うよ、みたいな話じゃありません。副業を禁止しているような会社は将来無くなるよ、という話です。

 

先に結論を言うと、「いまどき副業禁止なんて言ってる会社は即座に辞めろ」「就活生は間違っても副業禁止とか言ってる会社を選ばないように気をつけろ」です。

 

就業規則を司る人事部のマネージャーだった僕が、その理由について解説します。

 

「副業禁止」は従業員に対する不信

副業禁止の裏にある本当の理由は、「社員への不信感」です。副業をすることによって起こり得ることは、

・隣の芝生が青く見えて転職(=人材の流出)
・外部の人間と付き合うことによる会社機密の漏洩、引き抜き
・唯一にして絶対である給料によるコントロール力の低下
・さらに稼げるようになると社畜が脱走する(=起業)

総じて言えることは、「良からぬ動きをするクセモノをはじめから潰しておく」という趣旨です。よそ見してないで真面目に働け、と。

もうみんなわかってることですが、副業を禁止したからといって生活の保証は一切しないのが副業禁止ブラック企業の典型です。

 

そもそも業務時間外に何をしようと本人の勝手です。自分たちで採用した社員を信じてないとか、控えめに言っても組織として終わってると思います。

 

あれ?僕なんかおかしなこと言ってます?

 

優秀な人材ほど束縛を嫌う

企業が定義する優秀な人材の条件に、「自分の頭で考えて行動する」というのがお決まりで入っています。これは裏を返すと、「優秀な人材は押し付けられるのが嫌い」ということでもあります。

 

「規則でガチガチに縛り付けられないとマトモに働かないどうしようもない人材」というのも確かにいますが、そんな腰掛けの分まで稼いでくれるような人材は「自分のアタマで考えられる余地」というのが絶対的に必要です。

 

そんな人が規則ガチガチの会社、行政さえも副業解禁に動いているのにいまだに旧態依然の古い体質の会社に居続けたいと思いますかね?

 

副業をするということは、会社の仕事をこなしてもまだキャパがある優秀な人材だということです。それを見抜けない会社、そういう人材に一定の余地を与えることができない会社はもはやオワコンです。

 

こういう会社は今後どんどん柔軟で優秀な若手から敬遠され、企業としての競争力を失って衰退していきます。泥舟乙。

 

普通の人材だって疑われるのはストレス

副業禁止もそうですが、従業員への監視を強化するという動きは、会社側の自信の無さの現れで、「弊社には社員が自分から望んで在籍したくなるような魅力はありません!」と言い切っているようなものです。

 

誰でもそうだと思いますが、監視の目が光った環境で働くなんてストレスです。そんな上司、会社のために頑張ろうとする人は、相当洗脳が進んだ社畜だけです。

 

束縛彼氏と似ていますね。自分に自信が無いから、恋人の電話帳に異性の番号が入ってるだけで心配なんです。だから全削除を要求してくる。こんな関係のカップルに未来がないのは誰から見ても明らかです。

 

副業禁止を謳う会社は今後衰退の一途

    

ということで、賢明な大手企業は続々と副業を解禁しています。こちらの記事に厚生労働省から出ているデータ、副業を解禁している企業の詳細をまとめているので合わせてどうぞ。

【厚生労働省が動いた】究極の個人戦時代、「副業社会」到来。 2018年、国策として働き方改革を推進したり、大手企業が続々と副業を解禁し始めました。この記事では政府から公式発表されている資料...

 

これ事実ですが、ただでさえ変化と競争が激化している中で、国策にすら遅れを取っているような会社に未来はありません。

また、謎の忠誠心によって支えられてきた日本企業でしたが、時代は変わり忠誠心では求心力を保てなくなりました。

副業を解禁することで従業員の生活を担保し、個人の長所を引き上げるような柔軟性を持った会社が伸びているのが現実です。

 

まだ副業禁止なんて言ってる会社で消耗してるの?

 

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