仕事・転職

転職で年収アップ・ダウンするパターン【上げるコツは軸ずらし】

転職すると年収ダウンするって聞くけど、実際はどうなんだろう?

転職で年収ダウンする具体例を知りたい

転職で年収アップを狙う方法を知りたい

こんな人に向けた記事です。

 

筆者の僕は元人事部管理職。
新入社員の給料を査定したり、社員の人事考課なんかもやってました。

 

僕自身も5回転職しましたが、年収がダウンしたことはありません。

  • 1社目:ほぼ無給(知人の起業に参加→4ヶ月で解体w)
  • 2社目:290万円(エイブル営業)
  • 3社目:500万円(マイナビ営業)
  • 4社目:500万円(ITベンチャー人事)
  • 5社目:600万円+100万円(通信ベンチャー人事+副業)
  • 6社目:700万円+300万円+α(インフラ系人事+副業+投資)

※3社目から副業を始め、現在は会社を辞めて独立しています。
※5社目の「+α」は年収ベースで200万〜2,000万円くらいの幅がありましたが、本記事の内容とは関係ないので詳細は割愛。

マイナビの頃に、いろんな会社のいろんな事情が見えました。

 

こんな背景の僕が、転職の年収について解説します。
転職で年収の変動が気になる方は、ぜひ参考にしてくださいませ。

【重要】知っておくべき転職と年収の関係性

年収が決まる要因を理解しておきましょう。

給料は能力や実績だけで決まるものじゃない

結論、年収は「会社の財布事情✕人材としての市場価値」で決まります。
このベースに前職の年収を考慮しつつ、入社後の成果で上乗せする感じ。

  • 個人の成果は素晴らしいけど、会社が儲かってない
  • めちゃくちゃ努力してるけど、スキル的には珍しくない

上記のような感じだと、自分が考えている水準と設定された給料の差に違和感とか不満を覚えると思います。

でも、よくありますよね。

年収の相場は変動する

元々年収が高い職種、低い職種はありますが、その中でも株価みたいに変動します。

  • その仕事ができる人口>仕事の量 → 相場は下がる
  • 難しいスキルじゃないけど、超絶人手不足 → 相場は上がる

上記の通り。需要と供給の関係ですね。

「ネットショッピングが急速に普及して、配送が追いつかない=人手不足」みたいなことが起きると、トラックドライバーなどの給料相場がちょっと上がる感じ。

求人を出しても長期間応募が来ない時は、他の会社がどのくらいの条件で求人を出しているのかを調査しつつ、待遇面を良くするしかありませんので。

企業がどのくらい必要としているか

企業の採用意欲によってもかなり変わります。

  • そこまで給料を上げなくても選べるくらい応募が来る
  • 長期間応募が来ないから募集条件を上方修正
  • 前職に100万プラスしてでも採用したい

たとえば、上記の通り。

こんな感じで色々な要素が複雑に絡み合って給料が決まっています。
なので、年収の高い・低いはあなただけの問題じゃないんですよね。

 

これらを踏まえて、転職で年収がダウンしやすいパターンと、アップしやすいパターンを見ていきましょう。

 

転職で年収ダウン(or 現状維持)しやすいパターン

まずは、年収ダウンか現状維持になりやすいパターン。

  1. 同業他社への転職
  2. 未経験職種への転職
  3. 衰退している業界への転職

順に解説します。

年収ダウン①:同業他社への転職

一番多い転職パターンですが、年収は上がりにくいです。

その理由は、業界の景気と職種の相場が大体一緒だから。

「零細企業→業界大手に転職」みたいな感じだと年収アップもあり得ますが、100万円以上の大幅な年収アップは難しいと思います。

年収ダウン②:未経験職種への転職

これは言うまでもなく、未経験だから。

「未経験OK」という求人はよく見かけると思いますが、「入社時はほとんど何もできない人材」を高待遇で迎える理由がありませんので…。

経験者から応募が来れば、多少待遇を上乗せしてでもそっちを採用しますしね。

 

入社後の昇給実態をチェックすべき

未経験の場合は入社後の昇給を狙っていくことになりますが、実際ちゃんと評価制度が機能しているのか、どのくらいのレンジで昇給するのかはチェックしておくべき。

頑張っても据え置きとかだったら、また転職するハメになりますしね。

 

補足:実態を調べる方法

入社後の実態は、転職会議などの社員クチコミサイトで無料で調べることができるので、必ずチェックしておきましょう。

>> 企業クチコミサイト「転職会議」とは?|信憑性を担保する使い方

年収ダウン③:衰退している業界への転職

このパターンはズバリ、企業にお金の余裕がないから。

当たり前ですが、給料は売上から支払われます。
会社が伸びていないと昇給に充てるお金がありませんので…。

業界選びは大事ですよ。

 

転職で年収アップしやすいパターン

年収アップしやすいパターンは以下の通り。

  1. 人材不足が深刻な業界への転職
  2. 儲かっている業界への転職
  3. 希少職種への転職
  4. 実績に対する評価が低すぎる場合

基本的には年収ダウンする理由の逆を行けばOKでして、ポイントは「軸ずらし」です。

年収アップ①:人材不足が深刻な業界への転職

人材不足は深刻な問題なので、優遇して募集しているケースが多く、その業界に移るだけで年収が上がったりします。

 

人材不足の理由に注意

とはいえ、人材不足にも色々あります。
理由によってその業界を選ぶべきかを判断すべき。

  1. 仕事量が多く人が足りない → 転職してOK
  2. 不人気職種で応募が来ない → 条件次第でOK
  3. 仕事内容がキツすぎて退職者続出 → 転職するのは微妙

上記の通り。
②の判断基準が難しいかもですが、③の理由じゃなければ②という感じ。

年収アップ②:儲かっている業界への転職

大事なことなので繰り返しますが、年収は業界選びでかなり左右されます。
儲かっている業界の会社は大体儲かっています。

 

重要:業界別年収レンジの話

下記ツイートをご覧ください。

✅給料は能力や努力で上がると思ったら大間違いです。

・平均年収300万の業界で500万を目指す
→ハードモード

・平均年収600万の業界で500万を目指す
→イージー寄りのノーマルモード

給料が低いと感じている人は一度業界全体の年収をチェックしてみるのがおすすめ。
異業種に移った方が速いかも。

このツイートが全てなんですが、「こんなに頑張ってるのに給料安すぎませんかね…?」という現象が起きる理由の1つが「業界の年収レンジ」です。

そもそも年収レンジの低い業界では努力と報酬がなかなか釣り合いません。

 

年収アップを狙うならIT業界一択

近年だとIT業界一択です。

IT業界は「人材不足 ✕ 儲かっている」なので。

多分ですが、これからもしばらくは伸び続けるでしょう。
業界としても、職業としても息が長いと思います。

以下の記事で根拠を示しつつ解説しました。

>> 転職するなら今はIT業界一択です|理由と手順を解説する

 

断言:未経験からIT業界への転職は99%可能

「ITスキルとか無縁すぎるから、自分には関係ないかな…」という人もいるかもですが、そうでもないですよ。

記事の後半で、99%と言い切れる理由と手順を解説します。

年収アップ③:既存の職能が活かせる転職

「職能」というのは、その職業の仕事をこなす上で必要な固有スキルのこと。
この職能が全く別の仕事に活かせる場合があり、年収アップできる場合があります。

 

体験談:転職エージェントの面談を受けた時の話

僕が初めて転職エージェントを使った時、転職先として考えもしなかった職種を提案されました。

営業職 → スーパーバイザー・塾講師・MR

営業職の職能が上記のような職種に活かせるとのこと。

自分で求人を探していた時は営業職しか見ていなかったので、視野が広がりました。
当時は20代前半で「MR=営業職」ということすら知りませんでしたしね。笑

 

転職エージェントと面談してみるのもあり

職能の活用先は、自分では想像も付きません。
そして、知らない職種は選択肢にすら入りません。

転職するとしても、しないとしても、一度面談を受けてみるといいですよ。
登録も利用も無料ですし、転職しなくてもペナルティはありませんので。

参考:【必読】使わないなんてありえない!転職エージェントとは?

年収アップ④:実績に対する評価が低すぎる場合

僕の最初の転職がこのパターンでした。

現職の会社がケチっていたか、給料を増やせない理由があったなどのパターン。

  • 年収相場500万円の職種
  • 応募者の現職年収350万円(しかも実績あり)

上記のような場合、最低でも150万円は年収アップしますよね。
同じ職種で他の会社も受けてみたら、もっと高待遇を提案してくる企業もあるかもです。

 

体験談:転職しただけで年収210万円アップした話

自慢話みたいで申し訳ないですが…僕は以下のようなスペックでした。

  • 1社目の営業成績 → 北海道1位、全国100位以内(3,000人中)
  • 年収290万円

転職活動の結果、8社受けて8社内定。
年収210万円UPのマイナビに転職を決め、転職しただけで年収が1.7倍になりました。

 

実は外資系企業のMR職で410万円UPの提示もあったんですが、辞退しました。
当時看護師だった嫁さんに「あなたに医者相手は絶対ムリ」という有り難いアドバイスをもらったので。

年収アップを狙いやすい「軸ずらし」とは

繰り返しになりますが、同業他社への転職では給料アップしづらいです。
なので、以下のように転職の軸をずらすのがおすすめ。

  • 人材不足の業界を狙って転職
  • 市場価値の高いスキルを身に付けて別業界に転職
  • 職能を活かして別業界に転職

業界や職種をずらすことで、今の年収レンジを抜け出せる可能性が高いです。

 

【具体例】転職で年収アップを狙う3つの手順

もう少し掘り下げて、具体例で解説します。
転職で年収アップする手順は以下の3つです。

  1. 市場価値が高い知識やスキルを身に付ける
  2. 稼ぎつつスキルアップ
  3. IT業界にキャリアチェンジ

ちなみに、今の仕事をしたまま、副業みたいな感じで大丈夫です。
ゼロスタートでも年収を上げやすい、プログラマーを例に解説します。

手順①:プログラミングを学ぶ

IT業界では慢性的なプログラマー不足で、スキル保有者は引っ張りだこです。

独学でも根気強くやれば身に付きますが、転職前提なら圧倒的にオンラインスクールが有利でして、転職成功率は90%以上です。

 

オンラインスクールは転職保証あり

オンラインスクールを使うと、在宅で3ヶ月くらいで実務レベルのスキルが身に付く上、「転職できなかったら受講料全額返金」という保証が付いている場合が多いです。

なお、各社が公表している転職成功率が以下。

「3ヶ月くらいの努力で90%以上がキャリアチェンジに成功している」という事実は、割とハードル低いんじゃないかなと思います。

 

万が一ダメでも受講料が全額戻ってくるので、リスクなしですよね。

参考:未経験から副業プログラミングで稼ぐ方法|職業訓練校は不要です

手順②:稼ぎつつスキルアップ

スクールの課程を修了したら、クラウドソーシングで仕事を受注してみましょう。
プログラマーは、実務経験や手掛けた案件がそのまま企業へのアピールポイントになるからです。

 

案件が多いクラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトはいくつかありますが、ぶっちゃけ以下の2つに登録しておけば案件には困らないと思います。

クラウドワークス ・登録者数300万人
・仕事発注数300万件超
ランサーズ ・登録者250万人
・利用企業35万社以上

 

手順③:IT業界にキャリアチェンジ

上記で5つくらい企業案件をこなせば「経験者」とみなされます。
IT業界特化の転職サイト・エージェントを使って求人を探していけばOKです。

>> IT系に強い転職サイト・エージェント3つだけ|独立前提で選ぶべき

 

こんな感じで、IT業界はガチで人手不足が慢性化しているので、人材育成の環境まで整っていたりします。

本気で年収アップを狙うならスキルを更新すべき

当たり前ですが、年収アップを本気で狙うなら努力は必須です。

忙しい中で新しいスキルを身に付けるのはシンドいかもしれません。
でも、ずっと年収に不満を感じながら働き続ける方がシンドい気がします。

待遇が大きく改善されると割と人生が変わりますので、一時的に鬼努力してみるのもありじゃないかなと思います。

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