お金の話

ロボアドバイザーと投資信託を比較した結果【違いを5つ解説する】

ロボアドバイザーと投資信託って何が違うの?

今から始めるならロボアドバイザーと投資信託どっちがいい?

 

こんな人に向けた記事です。

 

ロボアドバイザーとは、AIやロボットが投資のアドバイスをしてくれたり、あなたに代わって全自動で資産運用をしてくれる最近話題のサービスです。

「ロボアドバイザーって何?」という方は先に『ロボアドバイザーとは?仕組みと使い方を解説【5分でわかる】』という記事を読んでいただくと、本記事が理解しやすくなると思います。

 

本記事では、現役投資家の僕がロボアドバイザーと、枠組みが似ている投資信託の違いを5つの側面で比較しつつまとめました。

結論、ロボアドバイザーは投資信託の完全上位互換です。

3分程度でサクッと違いが理解できると思いますので、ぜひどうぞ。

簡単解説:ロボアドバイザーと投資信託とは?

タイトルにある通り、ロボアドバイザーは投資信託の上位互換であり、投資信託はオワコンかもです。

ロボアドバイザーが自動でやってくれること

繰り返しになりますが、ロボアドバイザーは投資に必要な作業の大半を自動でやってくれる仕組みです。

  1. 投資のアドバイス
  2. 商品選び
  3. 分散投資(リスク対策)
  4. 投資商品の売買
  5. 下落時の投資商品の組み換え

ざっくりですが、上記の通り。
投資をする上で必要なほぼ全てのことを自動的にやってくれます。

 

ロボアドバイザーの投資対象

運営会社によって多少違いますが、国内投資信託と海外投資信託(ETF)が主な投資先で、投資信託同士を組み合わせて運用する感じです。

 

詳しくは「ロボアドバイザーとは?仕組みと使い方を解説【5分でわかる】」という記事で掘り下げて解説していますので、合わせてどうぞ。

基礎知識:投資信託とは

投資信託とは、個人から集めた資金(ファンド)をプロのファンドマネージャーが運用し、利益を出資した個人に配分する投資法のこと。

歴史は古く、日本で最初の投資信託はなんと明治維新のころ、1868年からスタートしたと言われています。

 

投資信託の投資対象

国内で投資できる投資信託(ファンド)は数千種類もあり、投資対象もかなり幅広いです。

  • 国内外の株式
  • 国内外の債券
  • 国内外の不動産
  • 金や原油などの実物資産

上記が代表的な投資先です。

 

事実:AIよりも優れたファンドマネージャーはいない

アメリカの大手金融会社ゴールドマン・サックスでは、AIの登場でファンドマネージャーの大半が失職したという事例があります。

 

在籍するファンドマネージャーの人数は以下の通り。

  • 2000年:600名
  • 2017年:2名

これが「ロボアドバイザーは投資信託の上位互換」と表現した理由の1つです。
これでもわざわざ投資信託を選びますか?という話です。

 

ロボアドバイザーと投資信託5つの違い

以下5つの側面で違いを解説します。

  1. 最低投資額
  2. 投資商品の選択や購入
  3. リスク
  4. 手間
  5. 運用コスト

順に見ていきましょう。

違う点①:最低投資額

各社で違いますが、各業界の最低投資額は以下の通り。

  • ロボアド:1万円〜10万円
  • 投資信託:100円〜

ロボアドバイザー業界の最安値は「THEO + docomo」の1万円から積立投資が可能、業界No.1の「WealthNavi」は10万円からですね。

 

投資信託は100円からの少額投資に対応している証券会社が多いので、以下の記事にまとめました。

>> 100円から「投資信託積立」ネット証券6社まとめ

 

0円でスタートできる投資信託もある

ちょっと裏技的な話ですが、楽天スーパーポイントとTポイントで投資信託が買えます。

ポイントだけで買えば実質0円でして、こうなるともはやチートレベルですね。

 

以下の記事でポイント投資について解説しているので、楽天ポイント・Tポイント・LINEポイントが溜まっている場合は要チェックです。

>>【0円投資】ポイント資産運用3選|楽天・LINE・Tポイント

違う点②:投資商品の選択や購入

投資商品の種類や数は違いますが、メインの投資先が投資信託やETFである点は同じ。

根本的に違うのは以下の点です。

  • ロボアド:事前診断の結果に合わせて自動で選択・購入
  • 投資信託:自分で選び、自分で購入

ロボアドバイザーは、いくつかの簡単な質問であなたの資産状況やリスク許容度を把握して、自動的に最適な商品の組み合わせを選択して購入してくれます。

違う点③:リスク

  • ロボアド:過去の膨大なデータを元にしたアルゴリズムで自動調整
  • 投資信託:ファンドマネージャーの腕次第

この点は「AI VS 人間」という感じなので、ロボアドバイザーにアドバンテージがあるかなと。

過去のビッグデータや市場データなどから下落のリスクを察知し、よりリスクの低いポートフォリオに組み替える機能を備えているものもありますので。

違う点④:手間

投資信託で分散投資する場合、以下のような手順になります。

  1. どの商品にいくら投資するかの配分を決める
  2. 投資信託のファンドを選ぶ
  3. 証券会社等に入金する
  4. 発注する
  5. 分配金が入ったら再投資するかを決め、次の投資先を選ぶ
  6. ポートフォリオをメンテナンス・リバランスする

知識や経験がある人にとっては楽しい作業かもですが、投資初心者にとってはぶっちゃけ無理ゲーです。

実際「何をどうしたらいいかわからないので勉強する→それでもわからない→挫折→結局投資をスタートできない」というのがこれまでのあるあるパターンでした。

ロボアドバイザーはこれらの作業が全部が自動なので、初心者にとっては控えめに言っても救世主だと思います。

 

投資を始めるまでの時間にも大きな差

投資信託の場合、当たり前ですが上記の作業をしている時間の他に、口座開設だけでも完了の書面を待つ必要があって、実際に投資をするまでに1周間はかかります。

一方ロボアドバイザーはオンラインで手続きが完了し、所要時間は5分程度。口座開設は2営業日程度なので、最短3日ほどでスタートできます。

違う点⑤:運用コスト

それぞれにかかる運用コストを比較してみました。

  ロボアド 投資信託
購入手数料 無料 0〜3%
信託手数料 投資額の0.65〜1% 投資額の1〜3%

 

ざっくりですが上記の通りで、ロボアドの方が低コスト。大手2社では「THEO + docomo」が条件を満たすと0.65%、「WealthNavi」は1%ですね。

 

投資信託の購入手数料を無料にする動き

2019年後半から、後発のネット証券各社で購入手数料を無料(=ノーロード)にする動きが広がっています。老舗の証券会社やロボアドに対抗してのことかなと。

たとえばLINE証券ではすでに全ての投資信託が購入手数料無料な上、100円から購入可能、さらにLINEポイントで買える、とかなりハードルを下げてます。

この動きは他の証券会社にも広がっていくでしょうね。

疑問:ロボアドバイザーと投資信託はどっちがいいの?

結論、あなたの投資の目的によります。

  • 知識も経験もないけど投資を始めたい → ロボアドバイザー
  • 分散投資したいけど忙しい → ロボアドバイザー
  • 投資経験を積みスキルを付けたい → 投資信託
  • 超少額からお試しで投資をしてみたい → 投資信託

たとえばですが、こんな感じですね。目的が複数ある場合は両方やればOKです。

 

ちなみに、ロボアドバイザーも投資信託も中身は分散投資になってますが、それ単体だと他のリスクが残ってしまいます。

なのでどちらも「ポートフォリオの1つ」というスタンスで組み合わせるべき。

なお、リスクヘッジについては「投資初心者が誤解しがちな分散投資|正しいリスクヘッジを解説する」という記事も読んでおきましょう。

損失を抱える可能性が減り、利益を出しやすくなるはずなので。

 

ロボアドバイザーは投資信託の進化版|違いを理解しつつ使い分けよう

ということで、ロボアドバイザーと投資信託の違いを解説してきました。

既存の枠組みがなく、今の時代に合わせて設計されている分、後発のロボアドバイザーの方が優れている点が多いかなと思います。

 

一見万能なロボアドバイザーですが、自動故に「自分の投資スキルが上達しない」といったデメリットもあるので、目的に合わせて使い分けましょう。

知っておくべきロボアドバイザーの基礎知識

押さえておくべきポイントのまとめです。こちらも合わせてどうぞ。

 

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