副業

【簡単】フリーランスになる前にすべき準備【最大2つだけ】

筆者の僕は5回の転職を経て、2018年に会社を辞めてフリーランスになりました。

「フリーランス 準備」とググっていると何十個ものやることリストが出てきますが、ぶっちゃけ準備なんてほぼ不要です。

僕は準備らしい準備はほとんどせずに独立しましたが、困ることはありませんでしたので。

 

この経験を踏まえて、先に結論です。

フリーランスになる前にすべき準備2

  1. クレカを作っておく
  2. ローンを組んでおく

人によっては「どれも不要=準備不要」かもですね。

ちなみに、他に必要な手続きとタイミングは以下の通りです。

退職直後にやるべきこと4

  1. 健康保険の切り替え
  2. 任意継続or国民健康保険
  3. 厚生年金→国民年金に切り替え
  4. 開業届を出す

なお、詳細は以下の記事で解説しています。

>> 副業サラリーマンで独立した僕が解説|失敗しない独立のタイミング

後からで全く問題ないこと7

  1. 確定申告
  2. 名刺
  3. Webサイト
  4. 会計ソフト
  5. 事務所
  6. 税理士
  7. 個人型確定拠出年金(iDeCo)

ということで本記事では、フリーランスになる前にすべき手続きについて解説します。

【簡単】フリーランスになる前にすべき準備|0〜2つだけ

繰り返しになりますが、最大で以下の2つだけです。

  1. クレカを作っておく
  2. ローンを組んでおく

これらは独立前にやっておくべき。

なぜなら、会社員に比べてフリーランスは社会的信用が下がってしまうからで、審査系が通りづらくなってしまうからです。

これはもう社会通念上どうしようもないんですが、「フリーランス=収入が不安定=支払い能力が未知数」という信用評価になります。

準備①:クレカを作っておく

ぶっちゃけどこでもいいと思いますが、僕は以下を使ってます。

  • 楽天カード
  • ニッセンレンカード

楽天カードはネットショッピングや旅行で軽くポイント貯まってます。

ニッセンレンはなんで作ったのか覚えてませんが、決済金額に応じて年一回商品券が届きます。笑

準備②:ローンを組んでおく

大きな買い物をする予定があれば、会社員のうちに審査を通しておきましょう。

僕は住宅ローンの審査を通して翌月に会社を辞めました。

疑問:借り入れ審査後に退職して大丈夫なの?

結論、返済に支障を出さなければ大丈夫です。

審査はあくまでその時点での支払い能力を見るものなので、その後の仕事が変わっても支払いさえしていれば文句は言われませんので。

 

以上で準備はOKです。簡単ですよね。

 

よくある疑問:フリーランスになる前にすべき準備?

冒頭で他に必要な手続きやタイミングをサクッとお知らせしましたが、とはいえ疑問や心配もあると思うので以下で回答します。

疑問①:開業届って出さなくていいの?

開業届を出さなかったからといって、特に罰則はありません。

提出する一番の目的は「確定申告するときの節税」なので、ある程度売上が増えてきてからでいいと思います。

開業届を出すと納税方法が変わる

  • 未提出:白色申告
  • 提出済:青色申告

上記の通りで、青色申告の方が節税効果が大きいです。

とはいえ、年間200〜300万円くらいの売上だとほとんど変わらないです。

開業届を出すタイミングとは

上記の通り、確定申告のときに影響する話なので、遅くとも1〜2月までに手続きしておくといいかと。

ちなみに、開業届の書類は「開業freee」が神でして、画面の指示に従ってポチポチするだけで書類が出来上がります。

疑問②:確定申告ってどうすればいいの?

手続きは「会計freee」を使えばこれもポチポチで終わります。笑

マジでfreeeは神ツールでして、リリースされてから税金面の手続きがめちゃくちゃ楽で安価になりました。

 

僕はそれまで税理士さんに確定申告だけ外注していまして、1回あたり3万円くらいかかっていたので、コストも大幅に削減できました。

ちなみにfreeeは月額課金で固定費が増えてしまうので、お金の出入りや経費計算が複雑な場合以外は確定申告の寸前に導入すればOKです。

疑問③:Webサイトってあった方がいいの?

どんなビジネスをやっているかにもよりますが、ネット検索から集客したい場合は当然あった方がいいです。

消費者行動的にも「ネットで調べてから店舗に行く」というのは一般的になっているので。

とはいえ、外注してゼロから作るとなると安くても数万円、高いと数十万円〜100万円以上請求してくる業者もありまして、開業のタイミングでここにお金をかけるべきかというと、正直微妙です。

Webサイトは「自作→後からリニューアル」でOK

Webサイトについては以下の感じでいいと思います。

  1. WordPressブログでサイトを作る
  2. 資金的に余裕が出来てきたらサイトリニューアルを検討する

WordPressはブログシステムですが、大手企業のコーポレートサイトにも採用されており、自社サイトとして十二分に機能します。

有名所としては「食べログ」などを運営している「カカクコム」の公式サイトはWordPressで作られています。

参考:価格コム公式サイト

 

いろいろな機能を実装するにはちょっと勉強が必要ですが、WordPressを開設すること自体は完全初心者でも1時間くらいあればできます。

初心者向けに具体的な手順を解説した記事があるので、リンクを貼っておきますね。

>>【初心者向け】WordPressブログの始め方|簡単6ステップ

無料で最小限のページを作りたい場合は

機能面はWordPressにかなり劣りますが、一番簡単なのは「ペライチ」です。

上記3ステップで名前の通り、ペライチ(1枚だけ)のページが簡単に作れます。

>> 「ペライチ」公式サイト

疑問④:事務所は?名刺は?

僕はどっちも使っていません。

事務所は固定費が上がるので駆け出しフリーランスは特に不要。作業スペースが欲しかったらコワーキングスペースなどを活用しましょう。

名刺はあった方がいいのかもですが、僕は作っていません。

講演の関係で学校や企業から依頼を受けることもありますが、名刺が無くて困ったことはほとんどありません。

コロナ以降、「名刺とか押印とか冷静に考えたらあまり意味ないし、無くしていこう」という流れもあるので、今後は一層不要になると思います。

 

フリーランスの準備で心得ておくべきこと

僭越ながら、2つだけアドバイスです。

基本は「必要になったらやる」でOK

もうこれが全ての結論だったりするんですが、フリーランスとして活動しているとちょこちょこ「あれ、これやらなきゃダメだな」みたいなことが出てきます。

「事前にやっておかないと手遅れ」なんてことは基本的にありませんので、必要になったタイミングで準備すればOKです。

逆に、「周到に準備しておいたのに使わなかった」みたいになると時間とお金が無駄になってしまいますので。

フリーランスは固定費を最小限にすべき

お金をかけようと思えばいくらでもかける場所があります。

ここまでに解説してきたように、Webサイト、事務所、名刺など、諸々ですね。

ぶっちゃけこれらはほとんど「嗜好品」みたいなものでして、無かったからといってそこまで困るものじゃないですし、あったからといって大きく売上が増えるわけでもありません。

駆け出しフリーランスは稼ぐことにフルコミットすべき

駆け出しフリーランスはお金を使うことよりも稼ぐことが第一なので、定期的な確定支出(=固定費)は最小限に抑えるべきです。

売上が上がって余裕が出てきたらいくらでもできますので、見た目のこだわりよりも提供する商品やサービスの品質向上に集中しましょう。

 

フリーランスになる前の準備は2つだけ|残りは後からで大丈夫

最後にもう一度要点をまとめます。

ということで、フリーランスになる前の準備と、疑問点への回答は以上です。

拍子抜けするくらい簡単なので、疑問や不安はほぼなくなったかなと思います。

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