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会社の評判は信憑性が命!|企業クチコミサイト比較と活用術

・うちの会社、なんか様子おかしいと思うのは自分だけ?

・内定出たけど、この会社ブラックとかじゃない?大丈夫かなぁ?

・「本当のところ」を知りたいけど、なかなか難しいよなぁ。

 

こんな疑問に答えます。

 

僕は元マイナビ社員、人事部経験8年、転職経験4回です。

若干キャリアが渋滞してますが、実はこんな「転職の申し子」みたいなキャリアでも4回の転職のうち2回は大失敗しています。

 

1回目は待遇に釣られて企業研究を手抜きしてブラック企業に入社、数ヶ月後にまた転職活動という確変に突入

2回目は問題なさそうと思って入社したら、人間関係ドロドロで情報が錯綜していて、転職すべきかどうかをなかなか判断できませんでした。

 

そんな感じで割と痛い目を見てきましたが、4回も転職活動をしていると「信頼できる内部事情」を入手するコツが掴めました。

1つはタイトルにある通り「企業クチコミサイトを見る」ことなんですが、実はこれだけでは不完全です。

 

なのでこの記事では、「会社の評判や内情をできるだけ正確に調べる方法」について解説します。

記事を一通り読み終えると、その会社のより正確な内部情報にアクセスできるようになり、本当に知りたい情報が得られるようになるはずです。

 

会社の評判は信憑性が命!|企業クチコミサイト比較と活用術

工夫すれば信憑性は自分で担保できる

「信憑性がある内部事情を知る手順」は以下の通りです。

  • 複数の企業クチコミサイトを見る
  • 転職エージェントから二次情報を聞く

つまり、情報源を分散することで信憑性を担保するということです。

クチコミサイトも複数のサイトを見た方がいいです。理由は後述します。

 

なぜ?企業クチコミサイトと転職エージェントを併用する理由

どちらもポジティブな情報とネガティブな情報に偏る傾向があるからです。

どちらも一長一短なので、「チャネルを変えて」立場の異なる2箇所以上から情報を取ることで信憑性を担保できます。

 

企業クチコミサイトはネガティブ寄り

利用者のほとんどが「転職潜在層」で、会社に不満を持っている人の投稿が集まりやすい傾向にあります。

なので、サイト運営者が目を光らせているサイトでも無い限り、「目眩がするほどのネガキャンを見せつけられて悪い部分しか見えない」ということが起こります。

 

転職エージェントはポジティブ寄り

そもそも転職エージェントは、あなたが内定した企業に入社して初めて売上が発生するビジネスモデルです。

つまりコーディネーターは「転職させたい立場」だから、ポジティブな情報に偏りがちになります。

面倒がらずにちゃんと両方から情報を取るのが信憑性担保のコツです。

 

転職サイトの情報がアテにならない理由2【元マイナビ社員】

転職サイトはポジティブな情報しか書けず、情報量が少ないからです。

ネガティブなことを書いても応募者が減るだけで、転職サイトも求人を掲載した企業も共倒れになるだけです。文字数制限もシビアですし。

なお、ここだけの話ですが転職サイトに載っている「社員の声」的な情報は、担当営業が代筆してることもあるのでアテになりません。

 

一応言っておくと、転職サイトの全部がダメという話ではないです。

転職サイトの正しい読み方としては、会社スペックや雇用条件などのハード情報を得るに留めて、人の感情や感想の部分は鵜呑みにしないというスタンスが良いかと。

 

企業クチコミサイト・転職エージェントからわかること

企業クチコミサイトから得られる情報

項目はかなり多く、以下のような情報があります。

  • 評判
  • 社風
  • 現役社員・元社員のクチコミ
  • 元社員の退職理由
  • 年収分布
  • 年代別平均年収
  • 評価制度
  • 残業時間
  • 有給消化率
  • 年間平均休日
  • 面接、選考内容

これだけ網羅されていれば、情報不足で困ることはないと思います。

ただし、クチコミサイトによって項目がある場合と無い場合があります。これも併用すべき理由の1つですね。

 

とはいえ「例外」もある

マイナーな中小零細企業の情報は少ないです。

というのも、そもそも情報源がクチコミなので、会社規模が小さいと書き込む人も少なくなるからです。

 

転職エージェントから得られる情報

そのエージェントの力量、コーディネーターの知識、クライアント企業との付き合いの長さなどによって差は出ますが、以下の通り。

  • 残業時間
  • 社風
  • 前任者の退職理由
  • 有給消化率
  • 年間平均休日
  • 面接、選考内容

社員クチコミサイトより項目は少ないですが、リアルタイムの情報を得やすいです。

そして、この辺りのことは割と正直に教えてくれます。

なぜなら、クライアント企業との間で「入社○ヶ月以内で退職した場合、報酬の△%を返金する」みたいな、早期退職にペナルティが発生する契約になっているので。

 

どちらも完全無料で利用できる

クチコミサイトは会員獲得のための看板で「本体は転職サイト」という形態がほとんどで、企業から求人広告掲載料を徴収しています。

転職エージェントも同じく企業から報酬を受け取っています。

僕らが負担するものは何もないので、使わない理由はないです。

 

おすすめの企業クチコミサイト【3社比較】

重要なので繰り返し言いますが、情報源はなるべく分散すべきでして、理想は「クチコミサイト2つ以上 + 転職エージェント」みたいな感じです。

 

複数のクチコミサイトから情報を取るべき理由2

理由は単純です。

  • その方が単純に情報やデータが多く取れるから。
  • 加えて、クチコミサイトによって評価軸が違うのでより整合性が取れるから。

上記の通り。

同じ会社のクチコミでも、投稿者の在籍部署が違うだけで全く違う情報になったりします。

情報の信憑性と整合性を高めるなら、情報の偏りはできる限り排除すべきです。

 

ぶっちゃけ面倒かもしれませんが、そのくらいやってようやく「信用に足る情報」になり得ます。

ここで中途半端に手を抜くと、そもそも情報収集する意味が薄れてしまいます。

 

企業クチコミサイトのスペック比較

2020年3月時点で公開されているスペックの比較が以下の表です。

サイト名 利用ユーザー 投稿企業数 投稿クチコミ数
転職会議 700万人(登録) 19.8万社 300万件
キャリコネ 290万人(登録) 62万社 100万件(※)
OpenWorks 1,800万人(年UU) データなし 910万件(※2)

(年UU)=年間ユニークユーザー
※ 2014年時点のデータ
※2 評価スコアのみの投稿含む

公式で発表されてるデータを一覧にしています。

各社で出しているデータの単位が違ったり、数字が古かったりするのはご容赦ください。

 

キャリコネ

最初の1つとして選ぶなら「キャリコネ」がおすすめ。

なぜなら、投稿企業数が群を抜いていて中小企業の情報も見つけやすいから。国内企業の90%くらいは中小企業ですしね。

さらに、信憑性の担保が他のクチコミサイトより頭一つ抜きん出ています。

 

企業からの削除依頼に対する対応

地味にこれを明言しているのはキャリコネだけです。

「企業からの削除依頼は、その情報が不正確だと証明された場合のみ対応する」としています。

真性のブラック企業は、マイナスイメージになるような事実を書かれても削除する術がありません。

 

転職サイトとしても便利

キャリコネに登録すると、複数の大手転職サイトに任意で同時登録できる仕組みになっています。

転職サイトやエージェントはただでさえ数が多くて、1つ1つ登録して回るだけでかなりの手間なので、これは画期的です。

 

利用条件

  • 在籍したことがある企業のクチコミ投稿
  • またはキャリアシートの登録

上記どちらかをやれば利用できるようになっています。

 

信憑性の担保方法

  • システムによる投稿内容のチェック
  • 運営スタッフの目視による投稿内容のチェック
  • 独自ガイドラインにより実在性が疑われる投稿は非表示
  • 企業からの削除依頼は事実無根と証明できた時しか応じない
  • 投稿は130文字以上、コピペ不可
  • 企業の評価点数は独自アルゴリズムで算出

他の2サイトと同じ部分も多いですが、「企業を敵に回してでも情報の信憑性を守る」姿勢は頼もしさすら覚えます。

 

 

転職会議

キャリコネと同列で転職会議おすすめです。

というのも、最大手でありクチコミサイトの命である「投稿数」が最も多いからです。

 

利用条件

  • 無料会員登録後、48時間は投稿見放題
  • 在籍したことがある企業のクチコミを投稿するか、月額980円を支払うことで時間制限解除

無料会員登録だけだとお試し、本格的に使うならあなたもクチコミ投稿してね、という仕組みになっています。

 

信憑性の担保方法

  • 全ての投稿内容をシステムでチェック
  • 専任スタッフの目視による投稿内容のチェック
  • 不正ユーザーの追跡とアカウント停止、投稿の削除
  • 企業の評価点数は独自アルゴリズムで算出

監視システムがどの程度のものかは明記されていませんが、ここまでやっていれば十分かな、と思える体制です。

 

OpenWork(旧VORKERS)

特に20代の若手におすすめなのがopenworkです。

 

若手に特化した評価項目がある

他のクチコミサイトにはない「20代の成長環境」「人材の長期育成」という項目が設置されています。

実際の投稿でも「新人教育はどんな感じか」「研修制度があるのか、OJTなのか」といった話題が多く見られます。

 

「経営者への提言」が斬新

「投稿者から経営者に伝えたいこと」を書ける項目があります。

ぶっちゃけこの項目を見るだけでも、その会社の評判が図れるレベルです。

 

利用条件

  • 会社評価レポートに回答する
  • または転職サービスに登録する
  • または月額1,000円を支払う

上記のいずれかですが、ぶっちゃけ月額料金を払うまでの価値は無いと思いますし、サイト側もそれを望んでいるわけではないはず。

 

信憑性の担保方法

  • 運営スタッフの目視による投稿内容の審査
  • 独自ガイドラインにより不適切と判断された投稿の削除
  • 利用者による不適切な投稿の通報システムを導入
  • 投稿は500文字以上、コピペ不可
  • 企業の評価点数は独自アルゴリズムで算出

他の2サイトと大体同じです。

投稿に500文字縛りを入れているので内容は充実しそうですが、投稿する側としてはちょっと使いづらいかもしれません。

 

クチコミサイトの信憑性担保は結構ガチ

さっきも言いましたが、「転職サイト型のクチコミサイト」は、投稿内容の質を高めることにかなり力を入れています。

そう言い切れる理由は、

  • クチコミの信憑性=サイトの信用度
  • 事実と異なる投稿を放置=その企業からの信用失墜

上記の通りです。

絶妙なバランスですが、転職サイト型のクチコミサイトは信憑性を担保せざるを得ません。

 

とはいえ、過信は禁物

当たり前ですが、投稿内容の正確性、最新性、有益性などはクチコミサイトが保証できるものではありません。

なので、あくまで「参考情報の1つ」として見るべきです。

 

企業のクチコミを知った後の行動の変化

ここまでに解説した方法を使った結果、以下のような変化がありました。

高待遇でも内定辞退できた

冒頭でも書きましたが、僕はこれで一度大失敗してます。

この失敗があったからこそ、この記事に書いた方法で徹底的に情報を集めるようになったんですよね。

当時、企業クチコミサイトで見た「退職者が多すぎる上に評判が悪いから、待遇を良くしないと応募すら集まらない」という投稿が決定打になり、その会社は無事辞退することができました。

言うまでもなく、他の投稿でも評判はボロボロでした。

 

転職を決断できた

「なんかこの会社様子おかしい気がする…」と思っていた時に、あちこちから情報を取ることで「ああ、やっぱりそうか」と確信が持てました。

これによって「辞めるべきか続けるべきか」という悩みに自信を持って終止符を打つことができました。

「いる価値がない」とハッキリわかった会社に、惰性で居続けるのは時間の無駄です。

 

企業クチコミサイトを見てから入社したら「入社後ギャップ」なんてなかった

最後にもう一度、この記事の要点をまとめますね。

  • 信憑性は自分の工夫で担保できる
    →偏りをなくすため情報源は分散する
    →理想は「クチコミサイト2つ以上+エージェント」

  • おすすめ企業クチコミサイト3つ
    「転職会議」:最大手、最初の1つに
    「キャリコネ」:信憑性No.1、転職サイト横断が可能
    「openWork」:特に20代の若手におすすめ

ということで、この記事の内容を実践すればその会社のより正確な内部情報にアクセスできるようになり、本当に知りたい情報が得られるようになります。

実際に僕はこの記事のやり方をするようになってから、入社ギャップは一度もありません。

「本当のところがわからない」から悩むのであって、ある程度実情がわかってしまえば判断するのは割と楽勝です。

 

この記事があなたの役に立てたら嬉しいです。

 

おまけ:おすすめの転職エージェント

ここまでに解説した通り、社員クチコミサイトだけでは不完全なので、転職エージェントからも情報を取りましょう、という話でした。

じゃあ「どこの転職エージェントがいいの?」という話もあると思うので、一応リンクを貼っておきます。

>>4回の転職でわかった!おすすめ転職サイトとエージェント活用法

 

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