ブログ運営・SEO

方向性に迷ったときに読んでほしい|ブログ運営の道標

・記事は増えてきたけど、なんとなく迷子気味

・開設当初と比べて書きたいことが変わってきた気がする

・結局のところ、なんのためにブログ書いてたんだっけ?

 

こんな人に向けた記事です。

 

ブログを書き続けていると、ふと方向性や目的に迷うことがあります。

始める前にビシッと決められればそれが一番なんですが、経験上それをやったとしても後から結構変わります。

 

そして、この手の迷いは早めに払っておいた方がいいです。

なぜなら、気持ちがフラついている状態では書くモチベーションが下がるし、書いた記事にも明らかに「迷い」が出るからです。

 

こういったことを考えるタイミングは人それぞれですが、もしブログ運営に迷ったらこの記事を読み返してみてください。きっと迷いが晴れるはず。

再確認①:ブログを書く目的

最初にして一番重要なことで、これが全てと言っても過言じゃありません。

「ブログを書くこと」も「ブログで稼ぐこと」も手段であって、目的ではありません。

「どうすればいいんだろう?」は手段の悩みでして、考えるべきは「どうしたかったんだっけ?」という目的です。

あなたがブログを書く目的は?

あなたがブログを書く目的はなんですか?

開設当初と変わっていてもOKなので、今一度考えてみましょう。

  • 会社に縛られない自由な暮らしがしたい
  • ブログを通してフォロワー(共感してくれる人)を増やしたい
  • ブログを通してセルフブランディングしたい
  • 文章を書くのがとにかく好き、できれば読んだ人の感想を聞きたい
  • 自分と同じことに悩んでいる人に情報提供したい

正解がある話ではないし、難しく考えなくて大丈夫です。

僕も含めて、ほとんどのブロガーが「誰からも尊敬されるような大義名分」があるわけじゃありません。

 

ここは欲丸出しでもなんでもいいので、正直に考えるべきです。

なぜなら、「自分のモチベーションの源泉がどこにあるのか」だけはハッキリ理解しておかないと、またいつでも迷いの森に踏み入れてしまうので。

参考:目的がハッキリしていないと続かない

2万件のはてなブログの継続率を調査した、という興味深い記事があります。

その調査では以下のような結果になっています。

  • 3ヶ月続くブログは70%
  • 1年間続くブログは30%
  • 2年間続くブログは10%

引用:ブログは一年続くの?読者数は?2万件のはてなブログで分析する

ちなみに上記は、3ヶ月に1回でも更新していれば継続とみなすという激甘判定での結果でして、2年後にはほとんどのブログの更新が止まっているのが現実です。

ブログを続けていけるかどうかの1つの答えが「目的」なのは間違いありません。

逆に、2年続けられたらライバルは1/10以下に減っているということですね。

 

目的と手段を取り違えないことが大事

さて、あなたがブログを書く目的はなんだったでしょうか?

最重要なのでもう一度。

「ブログを書くこと」も「ブログで稼ぐこと」も目的じゃありません。あくまで表現方法の1つ、収益モデルの1つでしかないのですから。

 

再確認②:ブログのテーマ

ここで言う「テーマ」とは、ブログで何について記事を書くかというコンセプトです。

1つ朗報ですが、迷いは成長の証です。

なぜなら、ブログはひたすらアウトプットを繰り返すので、思考が磨かれて過去の自分とギャップが生まれるからです。

成長痛のようなものですよ。

結論:ブログテーマは3〜5個に絞るべき

1つに絞れるならそれがベストですが、あえて3〜5個を推奨しています。

なぜなら、1つだとネタ切れしやすく挫折もしやすいから。

テーマは得意分野から選べばOK

難しいことは考えず、これでOKです。

稼ぎたいからといって慣れないテーマで執筆してもすぐ息切れするし、何よりその道の専門家にはどうやっても勝てませんので。

得意分野とは?

誰に言われるでもなく、一定期間続けていること。

3年以上続いているものなら多分好きですし、他の人よりも圧倒的に詳しい分野のはずです。

僕の場合だと「転職」「副業」「投資」「ブログ運営」でした。好きで続けていたものと、サラリーマンとして数年携わっていた分野なので、どれもかなり詳しいです。

注意:関連性のないテーマは不利

とはいえ、テーマに関連性のないのはちょっと考えものです。

なぜなら、読者の回遊率が低くなるから。

回遊率とは、「一人の読者がブログ内のページをどれだけ閲覧したのか」を表す指標です。

関連性のないテーマ例

  • ブログ運営
  • 子育て
  • 節約
  • ガジェット

たとえばこんな感じです。

検索で「子育て」の記事に辿り着いた読者は、残念ながらブログ運営やガジェットには興味がありません。(中にはいるかもですが、1%もいないはず)

もしかしたら「節約」の記事くらいは見てくれるかもしれませんが、読者の回遊率はあまり高くないはずです。

テーマは大カテゴリーで括れるものを選ぶ

  • 子育て
  • 収納
  • 節約
  • レシピ

こんな感じであれば、「主婦・ママ」という大カテゴリーで括れますよね。どのテーマも世の中のママたちが必要としている情報なので。

このパターンであれば「子育て」の記事に辿り着いた読者も「収納」や「節約」といった他のカテゴリーを読んでくれる可能性は高いはずです。

 

当ブログも大カテゴリーで括ってます

  • 転職
  • 副業
  • 投資
  • ブログ運営

ブログタイトルにもある通り、「(年収を1UPするための)マネーハック」という括りでして、「賢く稼ぐ知恵」といった意味です。

 

実は雑誌も同じ作り

我が家にあった金融雑誌の「President」を見てみると、

  • 老後の必要経費
  • 投資
  • サプリメント(健康)
  • 趣味

といったテーマ構成になっていて、これらは「将来設計」という大カテゴリーで括れますね。

ブログテーマを再構築する方法

一度書き溜めた記事を読み返してみましょう。

  • 良い記事が書けているジャンルは何か
  • 専門性を発揮できているジャンルは何か
  • アクセスが集まっている記事は何か
  • ブログを通して伝えたいことは、結局なんなのか

この辺りに注目してみると、方向性が絞れてきます。

一見遠そうなテーマであっても、先ほど話したような大カテゴリーで括れるものもあるかもしれませんよ。

 

なお、ブログ内の回遊率を高めるためには内部リンクの設置は必須です。関連性のある記事はないか、文中に設置できる箇所がないかも検討しましょう。

リンクの最適化については下記の記事にも目を通しておきましょう。

>> 内部リンクとは?|効果的なリンクの使い方

 

再確認③:ブログのカテゴリー

テーマの見直しとセットで行うべきなのが、カテゴリーの再構築です。

カテゴリー再構築のコツ10

  1. 「単語だけ」や「文章」は避ける
  2. 「SEOキーワード+関連キーワード」にする
  3. 階層構造にする
  4. 読者目線で考える
  5. ターゲットに合わせた言葉を使う
  6. 増やしすぎない
  7. 関連カテゴリーは統合する
  8. 未分類は必ず0にする
  9. スラッグは英語でわかりやすく
  10. カテゴリーはTOPに表示する

上記の通り。

記事が増えてくると、どのカテゴリーに入れるにも微妙な記事や、逆にまったく記事が増えていかないカテゴリーが浮き出てくるので、ある程度記事が溜まったら見直す感じがいいです。

具体的なカテゴリー構築の方法については、以下の記事をどうぞ。

>> ブログカテゴリーをわかりやすく分けるコツ10個

 

参考:当サイトのカテゴリー再構築

ちなみに当ブログでも何回もカテゴリーを見直しています。

以下が変更前のカテゴリー。

そして次が再構築後のカテゴリーです。

プルダウン式もやめて、常に表示させるようにしました。

変更前のカテゴリーは単語の羅列で、カテゴリーというよりタグという感じですよね。

さらに、読者の利便性というより、自分が振り分けるためのフォルダ名みたいになっていてかなり不親切です。

 

方向性が定まったらSEOを意識してライティングするのみ

ということで、ブログの方向性が定まったら、SEOを意識してライティングしましょう。

「SEOってなに?具体的になにすればいいの?」という方は以下の記事をどうぞ。

>> SEOの基本とやるべきこと

 

ブログ初心者は特に「ブログ=自己表現のツール」と捉えがちですが、なんとなく書きたいことを書いていても他人にはほとんど読んでもらえません。

せっかく時間をかけて書くなら、SEOを意識して「たくさん読まれて稼げるブログ」を作っていくことをおすすめします。

初心者から副業ブログを作るロードマップ

なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。

>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」

 

上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「【具体例あり】ブログカテゴリーをわかりやすく分ける10個のコツ」に進みましょう!

【具体例あり】ブログカテゴリーをわかりやすく分ける10個のコツ ・ブログのカテゴリーがうまく整理できない ・ブログのカテゴリー分けのコツがあったら知りたい こんな人のための記事です...

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