ブログ運営・SEO

【具体例あり】ブログカテゴリーをわかりやすく分ける10個のコツ

・ブログのカテゴリーがうまく整理できない

・ブログのカテゴリー分けのコツがあったら知りたい

 

こんな人のための記事です。

 

ブログは記事が増えてくると、「どうしても過去の記事が探しづらくなる」という構造上のデメリットがあります。

カテゴリーはそんなデメリットを解消しつつ、アクセスアップにも繋がる重要な要素の1つです。

なぜなら、1人の読者が2記事読んでくれるようになれば、単純にアクセスは倍になるからです。

 

本記事で解説する「カテゴリーの役割」を理解しつつ最適化を実施すると、読者にも検索エンジンにも評価されるカテゴリーが簡単に作れるようになり、アクセスアップに繋がるはずです。

簡単解説:カテゴリーの役割

  1. 読者が記事を探しやすくなる
  2. 検索エンジンが構造を理解しやすくなる

読者の利便性を高めると、間接的にPVが増えます。

記事を探しやすくなる(読者の利便性が上がる)
→回遊率や滞在時間が延びる
→検索エンジンから「読者に有益な情報があるページ」と判断され評価が上がる
→検索順位が上がりやすくなる
→アクセスが増える

こんな感じです。Googleは検索ユーザーの有益性を第一に考えているので。このあたりのことはGoogleのポリシーで明言されています。

>> ブログのアクセスアップを狙うならGoogleのポリシーを知るべし

 

また、カテゴリーは内部リンクにあたるので、クローラーがブログの構造を把握しやすくなります。

なお、詳細は以下の記事をどうぞ。

>> クローラーとは?|検索エンジンの仕組み

>> 内部リンクとは?|検索順位を高めるリンク最適化

 

カテゴリー分けのコツ10

コツは以下の10個です。

  1. 「単語だけ」や「文章」は避ける
  2. 「SEOキーワード+関連キーワード」にする
  3. 階層構造にする
  4. 読者目線で考える
  5. ターゲットに合わせた言葉を使う
  6. 増やしすぎない
  7. 関連カテゴリーは統合する
  8. 未分類は必ず0にする
  9. スラッグは英語でわかりやすく
  10. カテゴリーはTOPに表示する

ちょっと多いと思うかもしれませんが、1つ1つは簡単です。

順にサクサク解説しますね。

カテゴリーのコツ①:「単語だけ」や「文章」は避ける

単語だけの場合はデメリットが2つあります。

  • 読者から見てわかりづらい
  • 読者にとって不要な記事も混ざる

 

悪い例:かなり前の当ブログのカテゴリー

これはブログ初心者がやりがちなカテゴリー分けです。

カテゴリーというより、もはやタグですよね。

上記カテゴリーの問題点は2つ。

  • 単語だけだと意味が広すぎて内容がわからない
  • 並び順がバラバラで全部に目を通さないとわからない

たとえば、上記「ブログ運営」というカテゴリーには、「アクセスアップの方法」「収益を上げる方法」「ブログツールの使い方」などがごちゃ混ぜに入っています。

 

読者目線で考えると、これはめちゃくちゃ使い勝手が悪いです。

なぜなら、カテゴリーページに知りたいことと無関係な記事がたくさん並ぶからです。

「アクセスアップの方法」を探している人にとって「プラグイン」の話は多分不要です。同じように「使えるプラグイン」を探している人にとって「収益アップのノウハウ」も不要ですよね。

 

長過ぎるカテゴリーも微妙

たとえばこんなカテゴリーは微妙です。

  • wordpressブログを始めるときにやっておくべきこと
  • 稼げる副業の種類とテクニック
  • 転職活動で内定率を上げるためのテクニック

これだとカテゴリーというより記事のタイトルになってしまうし、カテゴリーに入る記事が厳選されすぎるので、次々とカテゴリーを増やすハメになります。

カテゴリーのコツ②:「SEOキーワード+関連キーワード」にする

たとえば「wordpress」をカテゴリー名にすると、「wordpressの何についてなのか?」が曖昧ですよね。

これは「関連キーワード」を付け加えればOKです。

  • wordpress+始め方
  • wordpress+使い方
  • wordpress+おすすめプラグイン

検索エンジンを使う時と同じで、2語目を入れることで少し範囲が絞られます。

なお、SEOキーワードと関連キーワードの探し方は下記の記事も参考になるはず。

>> SEOキーワードの探し方と選び方

カテゴリーのコツ③:階層構造にする

前項の関連キーワードを階層構造にすると、一気にわかりやすいカテゴリーになります。

  • 大カテゴリー:wordpress
     小カテゴリー:wordpressの始め方
     小カテゴリー:wordpressの使い方
     小カテゴリー:wordpressのカスタマイズ
     小カテゴリー:おすすめプラグイン

  • 大カテゴリー:ブログ運営
     小カテゴリー:記事の書き方
     小カテゴリー:アクセスアップ
     小カテゴリー:収益アップ

これなら読者は自分の目的に合わせて、知りたい情報にだけアクセスできますよね。さらに、普段検索するときの感覚に近いので一層わかりやすいはず。

とはいえ、階層が多すぎるとかえってゴチャゴチャするので、2階層くらいにしておくのがおすすめです。

カテゴリーのコツ④:読者目線で考える

これはちょっとしたテクニックですが、小カテゴリーを読者のニーズの形にするとさらにわかりやすくなる場合があります。

先ほどのwordpressの例だと以下のような感じです。

大カテゴリー:wordpress
 小カテゴリー:wordpressでブログを始めたい
 小カテゴリー:wordpressの使い方がわからない
 小カテゴリー:wordpressをカスタマイズしたい
 小カテゴリー:おすすめプラグインを知りたい

ちょっと長いなと思ったら小カテゴリーから「wordpress」を削ってもいいかもですね。

カテゴリーのコツ⑤:ターゲットに合わせた言葉を使う

たとえばこんなカテゴリー名。

  • 大カテゴリー:wordpress
     小カテゴリー:コンテンツSEO
     小カテゴリー:SEO内部・外部対策
     小カテゴリー:カスタマイズCSS
     小カテゴリー:CVRを向上させる

ブログのターゲットがWeb担当者とかなら上記でも通じますが、wordpress初心者が見たら赤文字は専門用語なので理解できません。

 

実は専門用語を使うメリットはあまりない

とはいえ、よほど専門的な内容でなければ、わざわざ専門用語を使うメリットはありません。

なぜなら、専門用語を使うことで想定読者がかなり絞られてしまい、該当しない読者を取りこぼしてしまうからです。

この辺りはあなたのブログのコンセプトに合わせて調整すればOKです。

カテゴリーのコツ⑥:増やしすぎない

細かく分けすぎると探すのが面倒になってしまい、結局機能しなくなるので、カテゴリーはサクッと選べる構造が望ましいです。

  • 大カテゴリー:wordpress
     小カテゴリー:始め方
     小カテゴリー:使い方
     小カテゴリー:テーマ
     小カテゴリー:ウィジェット
     小カテゴリー:CSS・PHP
     小カテゴリー:ローカル環境構築
     小カテゴリー:外観
     小カテゴリー:おすすめプラグイン

上記がwordpressの特化ブログならOKですが、複数テーマを扱う雑記ブログ形式でこれをやるとカテゴリーが渋滞してしまいます。

カテゴリーのコツ⑦:関連カテゴリーは統合する

カテゴリーが細かく分かれすぎている場合は、中カテゴリー的な言葉で括れないかを考えてみましょう。

もう一度上記のカテゴリーを見てください。

  • 大カテゴリー:wordpress
     小カテゴリー:始め方
     小カテゴリー:使い方
     小カテゴリー:テーマ
     小カテゴリー:ウィジェット
     小カテゴリー:CSS・PHP
     小カテゴリー:外観
     小カテゴリー:ローカル環境構築
     小カテゴリー:おすすめプラグイン

記事数にもよりますが、赤文字の部分を「wordpressのカスタマイズ」と括っても問題なさそう、みたいな感じですね。

または、「wordpressのカスタマイズ○個」というまとめ記事を作って記事単位の目次ページを作るのもアリです。

カテゴリーのコツ⑧:未分類は必ず0にする

wordpressではデフォルトで「未分類」というカテゴリーがあって、厄介なことに削除できない仕様です。ただし、未分類の記事が0の場合はカテゴリー一覧に表示されません。

「未分類」は見た目もよくないし、読者には何の役にも立たないので、カテゴリーの設定忘れをチェックする機能だと思っておくといいです。

なお、未分類の記事がどのカテゴリーにも振り分けられないときは、その記事のテーマが設定されていない可能性が高いです。

この場合は以下の記事を参考に、もう一度その記事を見直してみましょう。

>> ブログの記事構成3ステップ

カテゴリーのコツ⑨:スラッグは英語でわかりやすく

スラッグとは、「そのページがサイト上のどこに位置するのかを表すコード」のことで、ページURLにも表示されます。

スラッグは自分で設定できるんですが、結論から言うとスラッグはカテゴリー内容がわかるものにしておきましょう。

スラッグの役割

スラッグは、読者と検索エンジンにそのページの内容と階層を知らせる役割があるので、必ず設定しておきましょう。

スラッグ設定のルール

使えるのは英数字だけですが、ローマ字表記はNGです。

なぜなら、検索エンジンは英語でしか認識できないからです。

❌ローマ字表記:akusesu-up

⭕英語表記:access-up

スラッグの編集方法は次の項で合わせて解説しますね。

カテゴリーのコツ⑩:カテゴリーはTOPに表示する

当たり前ですが、カテゴリーはTOPページのわかり易い場所に設置しましょう。

あくまで目的は「読者の利便性を向上させるため」なので。

 

wordpressでのカテゴリー編集方法

簡単なので初心者でも問題なくできます。

新規と既存の設定方法をそれぞれ解説しつつ、前項のスラッグ編集部分もチェックしてみてください。

新規カテゴリーとスラッグの設定

wordpressダッシュボード左のメニューバーから、「投稿 → カテゴリー」と進むと、以下のボックスにカテゴリー名とスラッグを入力できます。

これだけです。簡単ですね。

既存カテゴリーの修正とスラッグ編集

既存のカテゴリーの場合は、カテゴリー名の下の「編集」か「クイック編集」から簡単に編集できます。

こちらも簡単ですね。

 

カテゴリー最適化で読者のユーザービリティを高めよう

最後に要点をまとめます。

  1. 「単語だけ」や「文章」は避ける
  2. 読者目線で考える
  3. SEOキーワードを入れる(SEOキーワードの探し方と選び方
  4. 誰もがわかる言葉を使う
  5. 階層構造にする
  6. どのカテゴリーにも属さない記事が出てきたときに追加する
  7. 使っていないカテゴリーは統合する
  8. 未分類は必ず0にする(ブログの記事構成3ステップ
  9. スラッグは英語でわかりやすく
  10. カテゴリーはTOPに表示する

ということで、本記事で解説した最適化を実施すると、読者にも検索エンジンにも評価されるカテゴリーが簡単に作れて、アクセスアップに繋がるはずです。

初心者から副業ブログを作るロードマップ

なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。

>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」

 

上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「【ブログで稼ぐ】Googleアドセンスとは?仕組みや登録方法解説」に進みましょう!

【ブログで稼ぐ】Googleアドセンスとは?仕組みや登録方法解説 ・Googleアドセンスってなに? ・Googleアドセンスってどうやって収入になるの? ・Googleアドセンスってどうや...

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