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【体験談】人生を変えた3要素|住む場所・人・時間とお金の配分

筆者の僕は5回の転職を経て、2018年に会社を辞めてフリーランスになりました。

5年くらいサラリーマンを頑張っていましたが、どうしても一生続けられる気がしなくて、悶々と仕事をしていました。

 

結果から言うと、サラリーマン6年目がターニングポイントになって副業を始め、その6年後に独立でき、独立後の生活は控えめに言っても「人生変わった」と思っています。

 

ずいぶん前に、大前研一さんという著名な経営コンサルタントの話を知りました。

人間が変わる方法は三つしかない。

一つは時間配分を変える、二番目は住む場所を変える、三番目は付き合う人を変える、この三つの要素でしか人間は変わらない。

もっとも無意味なのは、「決意を新たにする」ことだ。

かつて決意して何か変わっただろうか。

行動を具体的に変えない限り、決意だけでは何も変わらない。

大前 研一|時間とムダの科学

 

知った当時は「良いこと言うなぁ」くらいで全くピンと来てなかったんですけど、色々あって人生変わったと思う今、「この話はガチだった」なと。

 

人生変えたかったらこの3つを変えよう、という話です。

身の上話で恐縮ですが、身をもって学んだかなり本質的なことだと思うので、ちょっとお付きいただけたら。

人生を変えた3要素|住む場所・付き合う人・時間の配分

「大前研一さんの言葉がガチだった」と感じた出来事(ターニングポイント)を共有します。

先にダイジェストでまとめると、以下の順番でした。

  1. 住む場所が変わった
  2. 付き合う人が変わった
  3. 時間とお金の配分が変わった
  4. 人生変わった

たまたまでしたが、この順番がベストだったと思います。

最初に住む場所が変わった

札幌→東京:理由は会社の転勤でした。

出張ではよく行っていましたが、住んでみると札幌とは別世界。

29歳の時でした。

東京に行きたくて行ったわけじゃありませんでしたが、刺激的でした。

 

結論:住む場所が変わる=環境が変わる

見るものすべてが新しく、色々な街に行き、色々なことを考えました。

札幌に居る時には考えもしなかったことばかりで、今でも当時のことはよく覚えています。

住む場所が変わったので、付き合う人が変わった

社内の人は顔見知りでしたが、プライベートの付き合いはガラリと変わりました。

移住していた同級生や友達と再会したり、SNS上だけの付き合いだった人と初めましてしてみたり。

 

一番気になったのは、みんな自分より2〜3歩前を走ってる感じだったんですよね。

僕は会社の仕事は一生懸命こなしつつ「いつかサラリーマン辞めたいなぁ」くらいだったんですが、会った人たちは既に独立に向けて副業をやっている人、既に独立している人。

中には20代前半で年収1,000万を超えて、仕事と遊びに充実している人も。

 

「自分もすぐに何かやらなきゃ」と思った

単純ですが、色んな人に会って話を聞いているうちに、自分がものすごく出遅れているような気がしたんですよね。

サラリーマンとしては順調に出世して給料も上がって調子に乗っていましたが、自分は完全に雑魚だったと気付きました。

「負けている」どころか、「競技からして違っていた」という感じ。

付き合う人が変わったので、時間の配分が変わった

「出会った層が良かった」というラッキーもあったと思いますが、彼らはとても勤勉でした。

  • 会社の仕事が終わったら、それ以上のエネルギーで副業に励む
  • 土日は大体セミナーや読書で学んでいる
  • 集まった時はビジネスの話、未来の話ばかりしている

こんな感じで、率直に「凄ぇ…!」と思いつつも、彼らと自分の差に戦慄しました。

僕は会社の仕事が終わったらクタクタで家に帰り、休みの日は観光し、時間があれば好きなゲームとかやっていたので。

 

「このままでは3年後、いや、1年後にはとんでもなく差が開いてるはず…それはマズすぎる」と目が覚めた気がして、時間の配分を一気に変えました。

 

結論:付き合う人が変わると常識が変わる

一番僕の行動に影響を与えたのが「付き合う人」でした。

今こうして振り返ると「向上心があり、何かを目指している人と付き合うべき」と思っています。

自分の頭でいくら考えても、いくら決意しても、自分の頭の中にあることしかできません。

「付き合う人を変える」と、自分の思考の外から全く新しい常識や価値観が入ってくるので、既成概念がガラッと変わったりします。

旅もちょっとだけ人生を変えた

過去に行った3カ国でも少し人生が変わりました。

この時に感じたことは「自由さ・たくましさ・仕事の位置づけ」です。

  • イタリア:スーパーのレジで「小銭がない」というと思いっきり舌打ちされた
  • マレーシア:信号待ちしてたら、10歳未満くらいの子が窓から花を売ってきた
  • 香港:話した相手がサラリーマンをしながら3つのビジネスを経営していた

うまく言えないんですが、「日本人よりもずっと人間らしく生きている」ような気がしたんですよね。

日本人は勤勉で、忠実で、お客様には懇切丁寧、でもどこか「やらされてる感」があり、生きるためというより惰性で仕事をしている感じ。

 

すいません、かなり僕の主観が入ってますが、もちろん「オンリージャパン」の良さもたくさんありますし、日本が一番好きです。

とにかく、良い意味で「仕事」とか「働き方」への考え方が変わった気がします。

 

これもちょっと人生が変わった|お金の配分

お金は稼ぐ時よりも使う時の方が大事だと思っています。

なぜなら、お金を何と交換したかでその後の人生が結構変わるからです。

目的が曖昧な貯金は微妙

よくある話でこんな価値観があります。

  • お金は老後のために貯金する
  • お金は何かあったときのために貯金する

ぶっちゃけ僕はどっちも微妙だと思っています。

 

「老後のために少しでもお金を残す」というのは一見正しいように見えますが、よほど収入が高くない限りかなり足りませんので。

参考:金融庁「働いて節約投資して自分でなんとかしてね(キリッ」|ついでに「働き方改革」翻訳しとく

 

それなら「将来の収入が増えること」に使うべきと思っていて、その方が根本的な解決になるはず。

中途半端な贅沢は割と無意味

僕の過去のお金の使い方はこんな感じでした。

  • 居酒屋でちょっと高いものを注文する
  • いつもの友達とハシゴで飲んで、カラオケ
  • ちょっと高い服を買う
  • ちょっと家賃が高い家に住む
  • ブランド品を買う

その時は楽しかったし満足もするんですが、今にして思えばこういうお金の使い方ってただの浪費だったなと。

お金を何に使うかは完全に個人の自由ですが、こういった使い方では人生は何も変わりません。

というか、見える世界が変わりません。

経験を買ったら、稼ぐ動機ができた

もう亡くなってしまっているんですが、僕がお世話になった事業家の方に教えてもらったことがあります。

若いうちは借金してでも「良い経験」にお金を使え

事実、海外旅行にお金を使ってみたときは想像もしない世界や価値観があることを知り、「自分も若いうちにそうなりたい」という稼ぐ動機になりました。

経験に払うお金は、「リターンの大きい自己投資」だなと思います。

時間を買ったら、売上が少し伸びた

「時間を買う」というのは、時短にお金を払うことです。

  • 目的地が近めでも高速道路を使う
  • ロボット掃除機を買う
  • 全自動食器洗い機を買う

たとえばですが、上記のようなお金の使い方です。

こういうことに使ったお金を「経費」と考ると、「使った金額以上に稼いで利益を出そう」みたいな考え方になってきます。

浮いた時間を自己投資やお金を生む行為に使う感じですね。

コンサルを買ったら、売上が一気に伸びた

民泊黎明期のころ、「やってみたいけど何からどうすればわからない」という状態でした。

悩んだ挙げ句、知人に相談したら敏腕の女子を紹介してくれました。

彼女は韓国と日本のハーフで、たった1人で月収200万円を稼いでいました。

あと、物凄い巨乳でした。←いらない情報

結果的にこの女子にコンサルをお願いしたところ、スタート直後から利益が出て、100万円くらいかかった初期投資はわずか3ヶ月で回収できてしまいました。

 

ということで、色々な経験を通じて、

お金の使い道が有益なら人生がちょっと変わり

浪費ならただお金が減るだけ

上記のような「生きる上でのコツ」のようなものを学んだ気がします。

 

人生を変えたかったら具体的に行動するべき

最後にもう一度要点をまとめます。

  • 人生を変えたかったら「決意」ではなく「行動」を変えよう
  • 具体的に変えるべきは「住む場所」「付き合う人」「時間とお金の配分」
  • お金は「時間」や「経験」に使うといいです

とりとめなく話してしまいましたが、「人生を変える3つの要素」は伝わったかなと思います。

経験したことしか話せないので身の上話みたいになってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

 

これまた経験則になりますが、「住む場所を大きく変える」のがおすすめ。

なぜなら、住む場所を変えずに付き合う人だけを変えるって、結構難しい気がするので。

 

僕はこれからも「時間」と「経験」に積極的にお金を使いつつ、そこからまた学びます。

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