オピニオン

【結論】副業することが本当に重要な3つの理由

 

2012年くらいからSNSなどで副業推しをしまくってきたgakuです。

当時はなかなか理解されませんでしたが、最近になって政府が副業推奨スタンスになってきたことで急速に「副業しているのが当たり前」という環境が現実味を帯びてきました。

 

【厚生労働省が動いた】究極の個人戦時代、「副業社会」到来。 2018年、国策として働き方改革を推進したり、大手企業が続々と副業を解禁し始めました。この記事では政府から公式発表されている資料...

 

勘のいい人は「これは政府が(まもなくあんたらの面倒は見きれなくなるので、自分でなんとかできるようになっといてね)と警告しはじめたな」といい加減気付いています。

でも多くのサラリーマンは、ぼんやりしていて、または眼前の忙しさに振り回されて、その警告に気付いてすらいません。

 

いいだけ言われてることですが今一度、自分たちがこれから定年を迎えて再就職先を探すとき、働き口はあるんでしょうか?リアルに。

今後避けられない事実として、定年後も働き続けたい(または働き続けざるをえない)という人は今後もどんどん増え続けるので、職業争奪戦は激化していくということですね。

 

サラリーマンを何年やっても雇われのプロにしかなれない

 

各企業が提示する就業形態のトレンドはどんどん非正規化・外注化していて、「ギグ・エコノミー」(=単発の仕事)だとか「サイド・ハッスル」(=サイドビジネス)という単語が認知されてきました。

ようするに、長期間続く仕事ではなくて、仕事が発生した時にだけ働いてもらうという「働く機会の分断化」が起きてきているということです。

 

サラリーマンは自分が担当している仕事に自負を持っていますが、彼らの大部分は「ビジネスのプロ」ではなくて、あくまで「サラリーマンのプロ」です。

「ビジネスのプロ」は自分で仕事や商売を作り出して、それを育て、自らお金を稼ぐわけですが、「サラリーマンのプロ」はどれだけ極めても「歯車の一つ」です。

 

何十年も「歯車」としての役割を立派にこなしてきたとしても、定年退職したときにいざ自分で「ビジネスのプロ」になろうとしても、自分で仕事や商売を作り出すことができるはずもありません。

何十年サラリーマンを続けたってそれをやる機会はなくて、ビジネスのプロが作った仕事の一部を突き詰めて、狭い領域のプロフェッショナルになることしかできませんからね。

 

 

「予行演習」としての副業、3つの重要性

 

なので、サラリーマンとして安定しているうちに「ビジネスのプロに必要な素養を身に着けるための予行演習」としての副業をやっておく必要があるわけです。

サラリーマンをやりながら副業をしておく重要性は以下の3つに集約されます。

1.資産収入の構築
2.パラレルワークによる独立準備
3.経営脳・投資脳の感覚を身に付ける

 

順番にもう少し詳しく説明します。

 

1.資産収入の構築

いまだに貯金を頑張る人が多いですが、ゼロ金利の今はあまり有効な手段ではありませんね。月に5万円貯金しても年60万円、10年で600万、しかもいくら貯金しても金利ではほぼ全く増えませんから。

お金を貯めておくくらいなら、銀行に置いておくより投資でお金にも働いてもらわないとどこにも足りません。

将来失業か定年退職して「次のキャリア」を探す時に、貯金で食いつなぐ方法もあるにはありますけど、実際問題としてよほど稼いでいないと貯まらないことと、進み行くインフレの影響で、そこまで心強い後ろ盾にはなり得ません。

「お金を貯めておく」んじゃなく、「資産収入を作っておく」。貯金を切り崩して食いつなぐんじゃなく、労働から離れても収入が入る資産や仕組みを準備しておく。仮に給料には満たない収入であったとしても、定期収入があるというのは貯金切り崩しよりもよっぽど安心感がありますよ。

なので、「予行演習としての副業」を始める段階で資産収入になり得るものを選んでおこうね、というのがこのブログで常々お伝えしていることです。

 

2.パラレルワークによる独立準備

「パラレルワーク」とは、このブログのサブタイトルにもなっていますが、もともとは「同時並行でビジネスをすること」を意味する言葉でした。

でも近年では「複数の収入源を持ち一つのビジネスに依存しない働き方」という意味に変わってきています。「副業」というよりも、「複数の本業」を同時並行するというニュアンスですかね。

副業をやっておくことで「会社への全面依存を少し離れた稼ぎ方」の予行演習ができて、メンタル面でも独立心が養えます。ある程度副業が育っていれば、リタイアした後も収入や働き口がいきなりゼロになる心配もありません。

 

3.経営脳・投資脳の感覚を身に付ける

経営脳・投資脳は、サラリーマンをやっているとほぼ全く筋力が付かない「自らお金の稼ぐビジネスの創出」や、それらを育てて運営していく上で必要になる感覚のことです。社畜を長くやっているとどうしても「稼げない人間」になりやすいんですよ。

忙しいと言ってしまえばそれまでですが、普段から世の中の流れがどうなっていて、どんなビジネスが伸びていて、自分に何が出来るのか?ということを考える機会がほとんどありませんからね。

経営脳や投資脳はどこかで習うものではないので、実際に問題にぶち当たってそれを解決しながら前に進むことでしか養えません。この感覚を身に付けないまま失業や定年退職すると、いきなり「使えない人間」に成り下がります。

 

最後に

 

政府が副業や働き方改革を推進しているのは、「政府も企業も、いつまでもあなたたちの面倒は見きれませんよー自立してねー」というメッセージでFAです。

 

世の中の仕事の多くは「仕事が無くてもとりあえず在籍する」という非効率な形態から、より効率的な「ギグ・エコノミー」化が進んでいるので、色々な種類の単発の仕事をサクサクこなせる人になっておかないと世渡りがしにくくなります。

 

ビジネスや仕事を自ら創出して、収入と独立の準備をするためにも副業はさっさと始めておくべきです。

副業を通じて経営脳・投資脳を養えるし、工夫すれば資産収入を作って育てることもできます。

サラリーマンとして安定しているということは、その分収入の心配をせずに試行錯誤する時間的猶予があるということですから。

 

自分のビジネスの創出、投資のスタートアップについての教科書も作ってあるので、小さなことから着実にやっていきましょう。

 

 

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