お金の話

低所得者(貧困層)とは?年収・定義・不思議な特徴や共通点まとめ

・低所得者って定義とか基準はあるの?

・低所得者にはどんな特徴や共通点があるの?

・低所得層を抜け出したいけど給料上がらないし…

 

こんな人のための記事です。

本記事の内容

  • 低所得者の定義は「国」と「一般」で違う|ワープワの違いと併せて解説
  • 低所得者の特徴や共通点
  • 年収アップで低所得層を抜け出す方法

 

実はこんな記事を書いてる僕も、正社員で年収300万円以下の低所得者出身です。

結果から言うと、副業リーマン約6年で年収1,000万円超えを達成しつつ、3人の子どもたちを養いながらサラリーマンを独立することができました。

まえがき

僕個人は所得で人を区別する考え方はあまり好きじゃありません。

でも事実として世の中は収入で明確に区別されていて、所得が少ないことで制限を受けたり、夢を諦めなければならなかったりする人も大勢いたりして、人生という尺度で見るとこれはかなり大きなハンデだと思います。

「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」と言われるように、低所得者についてよく知るということもそこを抜け出すためには重要かなと思います。

低所得者(貧困層)とは?定義や基準

正式な定義と世間一般で言われる定義は少し異なります。

【厚生省の定義】年収100万円〜168万円程度(住民税世帯非課税)

【一般的な定義】年収300万円以下

厚生省の定義|住民税世帯非課税

厚生省の定義に開きがあるのは世帯人数によるもので、内訳は以下の通り。

  • 単身者の場合は年収100万円〜
  • 夫婦二人の場合は年収135万円〜
  • 夫婦と子供1人の場合は168万円〜(子の人数により変動)
  • 住民税が免除されている(払っていない)

一応これが正式な定義とされていますが、一般的にはあまり認知されていません。

一般的な定義|年収300万円以下

一般的には年収300万円がボーダーラインと言われています。

  • 年収300万円は月収25万円くらい
  • 手取年収は200万〜250万円程度、月収16万〜20万円くらい

 

こう見るとそこまで所得が低いようには 感じないかもしれませんが、都内なんかだと一人暮らしでもこのくらいは必要になるし、家族を養うとなればかなりの節約を強いられる金額です。

にもかかわらず、労働人口の40%以上もの人がこれに該当していると言われていて、共働き世帯が70%にもなっている最大の要因です。

 

※厚生労働省「国民生活基礎調査」より抜粋

 

「低所得者」と「ワーキングプア」の違い

似た意味の単語として「ワーキングプア」というものがありますが、定義は異なります。

  • いくら働いても生活するのにギリギリの収入
  • 単身者で年収200万円以下

非正規雇用が激増したことで全国で1,000万人以上に上ると言われていて、長いこと社会問題になっています。

余談:「年収が低い=学歴が低い」とは限らない

「低所得=低学歴」というイメージが強いかもしれませんが、実態はそうでもありません。

「高学歴ワーキングプア」「学歴難民」という言葉が広く認知されていることから、年収格差と学歴の相関関係はかなり薄れてきています。

何が言いたいかというと「低学歴を理由に低年収に甘んじる必要はない」ということ。

昔は確かにその傾向が強かったかもしれませんが、今は選択肢の多い時代なので、努力次第でいくらでも年収アップは狙えます。

 

低所得者の特徴・共通点

もちろん全員がとは言いませんが、不思議と共通点があるのも事実です。

  • 基本的に努力を嫌う
  • 面倒くさがりで飽きっぽい
  • 格安SIMなどの節約は「怪しい」「面倒くさい」
  • 先のことは考えないようにしている
  • 健康格差で肥満傾向
  • 計算が苦手
  • 流行ファッションを好む
  • TVや動画サイトを観ている時間が長い などなど

なお、『【貧乏人の特徴46個】お金持ちと徹底比較してみた結果がこちら』という記事で掘り下げてますので、もし興味があればこちらもどうぞ。

【貧乏人の特徴46個】お金持ちと徹底比較してみた結果がこちら 唐突ですが、自分から進んで貧乏になりたいと思う人はいません。 「お金に困らずに生活できたらどんなに良いか」と思ったことは一度や...

 

誰でもできる失敗しない年収アップの方法

このブログは「年収を1UPするマネーハックメディア」なので、解決策についても少し触れておきます。

 

昔は「就職するか起業するか」くらいの選択肢しかありませんでしたが、現在では働き方や稼ぎ方もかなり選択肢が増えました。

正しいアプローチで努力すれば、誰でも給料を増やすよりずっと簡単に年収アップを狙える環境です。当たり前ですが、努力は必須です。

具体的で再現性のある方法が以下の4つ。

  1. 【転職】給料UPを目指す
  2. 【副業】給料以外の収入を作る
  3. 【投資】資産運用でコツコツ増やす
  4. 【節約】節約は年収UPと同義

それぞれもう少し掘り下げます。

【転職】給料UPを目指す

シンプルに「今よりも待遇の良い仕事を探す」という方法です。

年齢やスキルなどで状況は千差万別ですが、それを差し引いても十分年収アップを狙える方法です。

年収アップ目的で資格を取ろうとする人が多いですが、資格によって年収が大きく変わることはありません。(ちなみに筆者は4社で8年間人事部に在籍してました。)

 

失敗しない転職活動のロードマップ

実際に僕は一つも資格を増やさずに、20代半ばから30代半ばにかけて4回転職、その全てで年収アップしていまして、最終的に年収2.5倍になりました。

特に難しいことはやっていなくて、やり方さえ知っていれば誰でもできるレベルです。僕がやってきたことはすべて無料で公開しています。

失敗しない転職活動のロードマップ|転職活動の全知識 この記事では、転職成功のノウハウやテクニックをまとめました。 ・転職を考えてるけど何からはじめればいいかわからない ・転...

 

【副業】給料以外の収入を作る

2018年に企業が次々と副業を解禁したことで、一気に副業ブームが到来しました。

2019年には副業人口が744万になり、「副業をやるか否か」ではなく「いかに質の良い副業を選ぶか」という基準に移行しています。

現時点でおすすめの副業は『副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ!』という記事をどうぞ。

僕は2012年から10以上の副業を実践してきて、副業収入が給料を超えた時点でサラリーマンを独立できているので、再現性は高いはず。

副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ! ・今、サラリーマンにおすすめの副業は? ・限られた時間を有効に使いたい ・できれば転職や起業の足がかりを作りたい ...

 

【投資】資産運用でお金にも働いてもらう

「投資ってなんか怪しい」みたいな頃に比べて「投資をやっておいた方がいいんだろうけど、何をどうすればいいのかわからない」というところまで認識が変わってきているように思います。

今は投資サービスも目覚ましい発展を見せていて、全く難しいものではなくなりました。

一昔前は怪しいフレーズだった「完全自動でコツコツ増やす」という基盤が投資で簡単に作れるようになっています。

元手が物を言う世界なので、少額で大きなリターンは望めないかもしれませんが、千里の道も一歩から。

0から投資を始めるノウハウや具体的な案件も全て無料で公開しているので、「投資ノウハウ」のカテゴリーを参考にしてみてください。

【節約】節約は年収UPと同義

月1万円の節約は、月収1万円UPと同義、年収12万円UPと同義です。

たとえば我が家では2016年からスマホを格安SIMに切り替えて、夫婦で月2万円だった通信量を5,000円まで圧縮することができています。その差、月15,000円。

  • 15,000円 ✕ 12ヶ月 = 180,000円/年の節約
  • これは月収15,000円UP、年収180,000円UPと同義です。

「よくわからない」「手続きがめんどくさい」と躊躇する人が多いですが、たった半日くらいの手続きでその後ずっと年収が180,000円UPなので、このくらいの手間は惜しまずかけるべきかと。

他にも楽して効果が大きい「頑張らない系節約術」はたくさんあります。

この辺りのことは「節約ノウハウ」のカテゴリーを参考にしてみてください。

 

「情報」✕「努力」で誰でも低所得を抜け出せる

本記事で一番お伝えしたいことは以下です。

所得の格差は能力差ではなく、圧倒的に情報格差と努力量の差です。

情報だけあっても努力しなければ何も変わらないし、情報がなく闇雲に努力をしても期待した結果は手に入りません。

つまり、「正しい情報」✕「鬼努力」でいくらでも収入は増やせます。

今は幸いにもそういう環境です。

 

ということで、最後にもう一度要点をまとめます。

消費税が上がったりインフレで物価が上がったり、その割に給料が上がらなかったりと逆風が多いように感じるかもしれません。

でもその反面、実は過去に例がないほど個人の収入を増やしやすい環境でもあります。

「働いて、使って、余ったら貯める」というスタンスから「より賢く稼ぎ、賢く使う」というスタンスで収入UPや資産形成していっていただけたら、このブログがそのキッカケになれたらと願っています。

 

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POSTED COMMENT

  1. 匿名 より:

    いい記事ですね。「格安CIM」という誤記が気になりました。ぜひ訂正なさって下さい。

  2. kamensalaryman より:

    コメント、ご指摘ありがとうございました。
    訂正いたしました!

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