会社の評判は「中の人」に聞くのが鉄則|社員口コミサイトを比較してみた

 

元マイナビ、元人事部のgakuです。

「マイナビの求人広告作成」「4社で面接官」「4回の転職活動」と、意図せずあらゆる方向から転職市場に関わってきましたが、実は4回中2回の転職で痛い目を見ています。

 

原因はどちらも入社前の事前調査不足による「入社後ギャップ」

 

入社前の情報収集を間違うと、あまりのギャップに入社後即転職という高難易度ステージに突入してしまうことがあるので、僕のような目に遭わないためにも会社の評判はマジで気にしておいた方がいいですよ。

ちなみに、転職する予定が無くても自社の評判を見てみると、知らなかった一面が垣間見えるので、知っておいて損はないでしょうね。

 

タイトルにもある通り、「情報源の信憑性」が何より重要で、信頼できる情報元からの一次情報を得るのが確実です。情報収集の手抜き、ダメ、ゼッタイ。

ということで、この記事では僕と同じ轍を踏まないように「会社の評判の本当のトコロ」を調べる方法を伝授します。

 

転職サイトの情報だけをアテにしていると転職は失敗する

 

僕の1回目の転職失敗理由は「転職サイトの情報しか見ていなかった」ことです。

転職サイトに載っている「社員の声」的な情報は一切アテにならないのでお気をつけて。

 

大きい声じゃ言えませんがあれ、ほとんど「本当の社員の声」じゃないっす。

第一、リアルな不平不満がちょっとでも垣間見えてしまったら応募数に悪影響が出ることは容易に想像できますし、それは転職サイトのベンダーも募集をかけている企業自身も望むところではないわけですよ。

 

さらに酷い場合は・・・おっと、誰か来たようだ・・・。

 

 

求人サイトの正しい読み方としては、会社スペックや雇用条件などのハード情報を得るに留めて、人の感情や感想の部分は鵜呑みにしないというスタンスが鉄則です。

でも、待遇や福利厚生と同じくらい気になるのが

 

「どんな雰囲気の職場なのか」

「従業員同士の人間関係はどうなのか」

「適切な評価はされるのか」

 

などですが、とてもじゃないけど直接会社には聞けないですよねぇ・・・。

それに、会社上層部が感じている従業員満足度と、本人たちが感じている満足度は驚くほど乖離しているのはお約束です。

 

 

真実は「中の人」に聞け! ※ただし条件有

 

ということで、結局のところ「その会社で実際働いている人の タレコミ 口コミ」が一番信用できるというのは誰から見ても明らかです。

「じゃあ口コミサイトを見ればいいのね」となりますが、実際はそう簡単にはいかないから面倒くさいんですよ。

 

所謂「社員口コミサイト」というものが増え過ぎたことで、信用できるサイトを探すだけでも一苦労です。

僕自身、かなりの数のサイトを調べましたが、信憑性はピンキリです。

2chのような嘘か本当かわからないものから、口コミ一つ一つを精査して信憑性を担保しているサイトもあります。

 

表沙汰にはできないような、もっとドロドロしているものもありますよ。

「不平不満を含むリアルな口コミを集めて、企業から有料で削除依頼を受けてるビジネス」も普通にありますからね。

まぁ資本主義社会ですからね、世の中はお金を払った人の意図で動いt

って、口コミを操作しちゃダメだろ普通に考えて。

 

ということで、信憑性は「そのサイトを運営している人たちの良心」に委ねられているので、そういったクソみたいな情報操作が行われていない、信憑性の高い情報源を参照することが重要です。

 

 

正しい会社情報の調べ方

 

最低でも2箇所以上情報を見て、信憑性のバランスを取る

・転職エージェントからの二次情報も得ておくと尚良い

・(口コミサイト✕2)+転職エージェント といった使い方が理想的

 

 

どんなに信憑性のある情報源でも、1つに偏るとあまり良いことはありません。

というのも、口コミは本音でリアルな分、会社に不満を持っている人の方が書き込みやすい傾向にあります。

なので、サイト運営者が目を光らせているサイトでも無い限り、「目眩がするほどのネガキャンを見せつけられて悪い部分しか見えない」ということが起こります。

この他にも、マイナー企業でそもそもの口コミが少ない、最新投稿が古くて参考にならない、といったことも起こります。

 

逆に転職エージェントだけだと、コーディネーターは転職させたい立場なのでポジティブな情報に偏りがちです。

一歩引いて見るとどちらも一長一短なので、情報は最低でも2箇所以上から取って自分で信憑性を担保しましょう。

これを面倒臭がらずにちゃんとやることが転職成功の大事なコツです。

一日の大半を過ごす場所ですから、労力をかけて損することは何一つありませんしね。

 

▶参考

 

 

おすすめの社員クチコミサイト

 

ということでここからは、信頼できる情報源をいくつか伝授します。

信頼性が高いのは最低条件として、サイトによって閲覧できる情報が異なるので、2つ以上併用推奨です。(年収や評価基準、中には面接内容まで見れるものも)

 

 

●キャリコネ|ダントツのユーザビリティ

 

 

利用料金:無料
登録されている企業数:62万社
掲載されている口コミ:10万件超

登録している会員数 :3400万人

※2019年5月現在

 

 

The king of 社員クチコミサイト。

キャリコネは膨大な情報が全て無料で閲覧できるので、メインの情報源として使っておくべきサイトです。

文句なしの実績なので、TOPページとかでガンガンアピールしてるんだろうなー

 

 

いや小っちゃ。

謙虚かよ。

 

信憑性を担保するためにどんなことをやっているのか、ということも小っちゃく載っていたので一部抜粋しておきます。

 

全体で450文字以上の入力を必須とし、コピー&ペーストを禁止しています。

・投稿上に対して、プログラムまたは目視による掲載後検閲を行っております。

・キャリコネ独自の掲載基準に則り、不適切な投稿もしくは実存性が疑われるデータは、非掲載処理をしています。


・広告によらない企業の真の姿を伝えるため、企業からの投稿削除依頼は、情報が正確でないと証明されない限りは対応しておりません。

 

 

”企業からの投稿削除依頼は、情報が正確でないと証明されない限りは対応しておりません。”

 

これだよこれ。

試しに「Google」を検索してみるとこんな感じで表示されます。

 

 

リアル。(特に年収あたりが)

やっぱり面接内容気になりますね、行っときますか。

「転職・採用面接」タブをポチッとな。

 

 

出た!Googleの選考と言えば「フェルミ推定」!

ちなみに数ある口コミサイトの中でも、面接内容が見れるのはキャリコネのみです。

 

と、こんな感じで普通なら入社しないとわからないことだけに、思い付く会社の情報を見ているだけで普通に面白いです。

あとは自分が勤めている会社を検索してゲンナリしてみたり、大きく頷いてみたりするのも面白いです。

 

もう一つ、個人的に高評価なのは情報閲覧までのハードルが低いこと。

後述しますが、他のサイトでは自分が勤めている会社の口コミを書かなきゃ他の口コミが閲覧できないとか、月額課金のサイトとか、結構制限を設けてるサイトが多くて面倒くさいんですよ。

キャリコネは、キャリアシートを入力するだけで全部閲覧できるようになるので気楽です。

 

【キャリコネ】公式サイト

 

 

OpenWork(旧VORKERS)|国内最大規模の口コミサイト

 

 

利用料金:無料 or 月額1000円
登録されている企業数:非公開
掲載されている投稿:770万件(評価スコア含む)

登録している会員数 :290万人

※2019年5月現在

 

OpenWorkも国内最大級の口コミサイトで、以前は「VORKERS」という名前でした。

こちらももちろん金に物を言わせて不都合な投稿を削除するといったことはできない仕組みになっているようで、ネット上でも信憑性には定評があります。

こちらも信憑性を担保するための取り組みを一部抜粋。

 

・投稿されたレポートに対して、運営スタッフによる目視審査を行っております。

コピー&ペースト禁止、500文字以上という条件を設定し、投稿のハードルを高めています。

・会社評価スコアは単純平均ではなく、独自のアルゴリズムで算出しております。


削除依頼は「事実と異なる」「誹謗中傷に該当する」「公序良俗違反」と認められる場合に非掲載対応とします。

 

「明らかに悪質」と認められる場合は非掲載依頼に応じますよ、とややソフトな感じ。

こっちでも「Google」を検索してみました。

 

 

十分な情報量なんですが、キャリコネには載っている「平均年収」「休日出勤」「面接内容」などの項目が無いのが惜しい感じ。

そして全体の投稿数は770万件と群を抜いていますが、Googleで400件程度なので「評価スコア」の数がかなり含まれていると思われます。

 

そして気になる利用料「無料 or 月額1000円」はこういうことです。

自分も口コミを投稿するか、同社が運営している転職サービスに登録すれば無料、どちらも嫌なら月額1000円払ってね、ということですね。

この作業が面倒でなければデメリットにはなりませんが、僕はちょっと面倒くさい。

 

ということで、信憑性に定評のあるOpenWorkですが、ここだけでは足りない情報があるので、「より多くの口コミ情報を見るためのサブサイト」として使うのがおすすめです。

 

【OpenWork】公式サイト

 

 

●転職会議|国内No.1の口コミ数

 

 

利用料金:無料
登録されている企業数:56万社
掲載されている投稿:100万件超

登録している会員数 :500万人超

※2019年5月現在

 

転職会議も国内最大級の口コミサイトで、結構歴史が長くて僕が初めて利用した「社員口コミサイト」でもあります。

ここではあえて書きませんが、ネット上でも賛否が分かれているので信憑性は上記2サイトに劣ると言わざるを得ませんが、メジャーな口コミサイトなのでちょっとだけ触れておきます。

 

転職会議の信憑性を担保する取り組みを一部抜粋。

 

・専任チームによる目視での確認を全件行っています。

役員の私生活、一般社員の実名(伏せ字含む)、誹謗中傷は削除対象としています

・評価点数は単純平均ではなく、独自のアルゴリズムで算出しております。

 

「社員口コミサイト」のテンプレなのか、取り組み内容はどこも似たり寄ったりですが、ぶっちゃけ上記2サイトと比べると取り締まりは緩い印象

というのも、口コミサイトではあるんですが転職サイトとしての色合いが強く、そっちの方に力を入れている気がします。

多少信憑性に欠けるので、転職会議もより多くの口コミを見たい場合のサブサイトという位置付けが無難でしょうね。

 

【転職会議】公式サイト

 

 

最後に

 

見ていただくとわかる通り、サイトの作りとしてはキャリコネの完成度が高いこともあって、他の2サイトが若干霞んでしまいますが、無数にある「社員口コミサイト」の中ではどれも信憑性が高く、十分な情報量を誇るサイトであることは間違いありません。

各サイト得意分野や特色が異なるので、併用して補完しましょうという感じです。

 

これまでを踏まえてまとめると、

 

・現職の会社の実態を知る、転職候補の会社の実態を知るには情報が命

・口コミサイトの一次情報、転職エージェントの二次情報は一長一短なので、併用してバランスを取るべし

・会社の評判を調べることに労力を惜しむべからず

 

なぜか古文風になりましたが、これでFAです。

 

転職サイト、転職エージェント、口コミサイト、各社オリジナルの特色を追求するのはとてもいいことなんですが、ユーザーサイドとしては数あるサイトを見比べて、信頼できるものを見つけるだけでも一苦労という良いんだか悪いんだかわからない状況です。

ここでは「社員口コミサイト」にフォーカスしましたが、転職サイトと転職エージェントにフォーカスした記事もあるので、併せて参考にしてください。

 

この記事の内容が快適なキャリア形成の道標となれれば本望です。

 

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