自分にはどんな仕事が向いてるのか?
全ての人の永遠の課題かもしれません。
・今の仕事が天職とは思えない
・とりあえず今の仕事を続けてるけど、この先ずっと続けるのはちょっと・・・
・本当はもっと活躍できる場があるんじゃないか
・全然仕事ができない、もしかして自分はポンコツなのか・・・
働きながらこんなことを考えたこと、一度や二度じゃないと思います。
僕はずーっと考えてました。
仕事の出来は能力だけで決まるものではない
実際にその仕事をやってみたら、向き不向きというのもある程度わかるんですが、日本の就職事情においては、転職回数が多いというのはそれだけで不利になってしまいます。
本当はいくつも仕事を渡り歩いて、本当に自分に合った仕事を見つけられたら一番いいんですが、それを許してくれるほど今の社会は優しくありません。
でも確実に言えることは、
向き不向き、得手不得手は誰にでも、絶対にある
ということです。
これは僕自身も経験したことですが、
・今の職場でイマイチ評価されない
・力が発揮しきれていない気がする
・毎日の仕事が苦痛で苦しい
こんなときは、あなたの能力の有無が原因ではなく、あなたに合わない環境に身を置いてしまっている可能性が高いのです。
自分に合った環境、職種に身を置いただけで、自分でも驚くほど生産性が上がり、それに合わせて評価も上がるということを、ぜひ経験してもらいたいと思っています。
そんなわけで今回は、自分に合う仕事がわからないという悩みを持っている人に向けて、「仕事を転々とすることなく、効率的に自分の才能の見つける方法」を伝授します。
仕事における「才能」はちょっと意味が違う
「才能」というと、人よりも飛び抜けた能力を想像する人が多いと思います。
でも、仕事における「才能」の意味は、これとは大きく異なります。
・一日中デスクに向かうことが苦ではない
・大勢の人前に立っても緊張せずに進行ができる
・お金のためなら飛び込み営業もなんのその
こんな特性が「仕事上で役立つ才能」と言えます。
ある人から見たら苦行なのに、当人にとっては何の苦もなく取り組めるもの。
こういう才能ならどんな人にでも必ずあります。
誰にでもできる仕事を侮るなかれ。長時間できるだけで立派な才能。
たとえば僕は、長時間のデスクワーク、細かな計算、大量のデータのチェックなどがまったくと言っていいほどできません。
マネージャーという立場だったので、いつも給料計算の最終チェックなどをしていましたが、僕のチェックが抜けまくりで部下に怒られていたほどw
でもこういった細かなデスクワークが得意な人、というのが必ずいます。
本当はデスクワークが得意な人なのに配属は営業部門
本当は話すのが得意で計算が苦手な人なのに配属はデスクワークの部門
こんな配属をしてしまうと・・・この二人は見事なほどにミスを連発します。
その人の能力の問題ではなく、配置ミスによる悲劇ということです。
そしてこれは極端な例のように見えて、実社会で頻繁に起きている悲劇です。
あなたの上司があなたの才能を見抜いてくれたらいいですが、人の資質を見抜くことがまったく得意でない上司もたくさんいます。
(ほとんどの上司は、人の才能を見抜く眼力を買われて出世したわけじゃないですからね)
あなた自身があなたの才能に気付いていれば、職業を選択する段階でこの悲劇を回避することができるのです。
同時に、その「人よりちょっと秀でた特技」を意識的に鍛えれば、ドンドン伸びて「仕事がデキる人」と呼ばれるようになります。
何せそれはあなたの得意なことですからね。
どんな人にも「才能」があるけど、自分では気付かない
デスクワークがからっきしな僕は、人前に出て話すことが得意でした。
これも自覚はなく、人に言われて気付いたことですが、普通の人は聴衆の人数が増えるほど緊張するそうですが、僕はまったくその逆で、人数が多いほどテンションが上がり、プレゼンのキレが良くなるんです。
これを読んでるあなたももしかしたら「コイツ変態や・・・」とか、「人前で話すとか自分にとっては拷問や・・・」と思うかもしれませんが、僕にとってはそれに気付かないくらい当たり前のことなのです。
一番わかっているようで、実はよくわからないのが自分というもの。
人に言われたことがキッカケで診断してみたところ、これはズバリ僕の特性、「才能」でした。
自分の才能を自覚した僕は、この才能を活かせる仕事で出世し、サラリーマンを辞めた今でも大きな成果と収益を上げています。
こんな感じで、自分の才能には得てして気付きにくいということです。
問題は、その才能に気付けるかどうかということに尽きるのです。
自分の才能に気付けていないというのは、実はとんでもない機会損失です。
以下では、僕が「才能」に着眼してから調べに調べたものの中から、あなたの才能に気付かせてくれるツールを2つ紹介します。
ぜひ試してみてください。
きっとあなたの「才能」が見つかります。
才能の見つけ方1:ストレングスファインダー
[wpap service=”with” type=”detail” id=”4532321433″ title=”さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファインダー2.0″]
・自分の「才能」を見つけるだけでなく、どんな仕事で活かせるかも知りたい
・信憑性の高い結果を知りたい
・診断のために多少お金がかかっても大丈夫
こんな人にオススメする一冊です。
僕が複数の大学で就活生に講義するときに、必ず勧めている本でもあります。
先に言っておくと、この本は新品で買わなければ意味がありません。
この本には1冊につき1つ「診断コード」が付いていて、このコードは一度しか使えないようになっています。
中古でこの「診断コード」が使用済みのものを買ってしまうと、本題の診断ができないので注意してください。
この診断コードを使ってWEB上の診断を受けると、34に分類された才能からあなたに当てはまるもの上位5つを教えてくれます。
本の内容はこの診断結果の説明と、ビジネスの場においてどのような場面や役割でこの才能が発揮されるのか、ということが書かれています。(なので、診断せずに本だけ読んでも面白くはありませんw)
有料の本ではありますが、これ以上明確に才能を浮き彫りにしてくれる診断は他に知りません。
何故ならこの診断は、アメリカで100万人以上のビジネスパーソンを観察、分析した統計学を基に作られたものだからです。
ちなみに僕が診断した結果は・・・
「コミュニケーション」「個別化」「責任感」「自我」「最上思考」でした。
この強みをどう活かしているかというと、
●「責任感」「自我」をベースに、
●「個別化」という一人ひとりの個性に注目するという才能と
●「コミュニケーション」の才能を組み合わせて
● 講師業、コンサル業、アドバイザーという仕事をしながら
●「最上思考」で常により良いものを求めて試行錯誤する
こんな感じです。
サラリーマン時代を振り返ってみても、やっぱり細かい作業系は1つも僕の才能には入っておらず、対人において力を発揮する才能があったので、営業や人事(採用活動)で大きな成果を上げられた、ということがわかりました。
ね?ものすごく具体的でしょ?
才能の見つけ方2:新装版 あなたの天職がわかる16の性格
[wpap service=”with” type=”detail” id=”4074158248″ title=”新装版 あなたの天職がわかる16の性格”]
ストレングスファインダーでわかる才能が34種類だったのに対して、こちらは16種ですが、「その才能を仕事でどう活かすか」「どんな職業が適しているか」という部分をより深く掘り下げたものです。
・あなたの性格タイプ
・そのタイプの長所、短所
・そのタイプの実例
なんかがわかるわけですが、これに加えて、
・あなたが実力を発揮できる職場環境
・(仕事に特化した)性格タイプの長所、短所
・就職、転職活動における長所の活かし方
・そのタイプの弱点と克服の仕方
こんなことまで判定してくれます。
ストレングスファインダーはその名の通り、「強み」に特化した内容ですが、こちらは「弱点」と「克服の仕方」にもフォーカスしているのが特徴です。
細かな内容まで説明していくととんでもない長文になってしまうので、ぜひ自分で試してみてください。
個人的にはどちらの本もメリットが異なるので、両方やってみるのがオススメです。
才能の見つけ方3:ミイダス


・無料で自分の市場価値を知りたい人
・忙しいから「今すぐ」「スマホで」手軽に診断したい人
・適当な診断ではなく、データに基づいて正確な市場価値を知りたい人
「自分の価値は知りたいけど有料はちょっと」とか、「知りたいのは山々だけどそんな余裕ないよ」という人にもってこいなサービスです。
特に、ひとつの会社に長く勤めている人というのは、市場価値よりも安く給料が設定されていることがほとんどです。
何よりも無料でというのが素晴らしい。
僕も過去に色々なネット診断を試してきましたが、これはこれまでの転職市場を分析した上で作られた最新のツールということで、クオリティは抜群です。
何故こんな素晴らしい診断が無料かというと、「本元の転職サイトに登録してもらうための集客のツール」であり、診断目当てで100人受けたうちの1人でもそこから転職すれば大きな利益が出るので、気合いが入っているのは当然ということです。
もちろん転職する気が無くても利用できますし(メールが来るくらいで電話等は一切ありません)、そのまま「自分に向いている仕事」も探しやすくなるという点で転職サイトとしても素晴らしいです。
登録だけすれば無料で受けられるので、是非興味のある方はやってみてください。
「自分の強み」を理解して、「強みを活かせる快適な環境」で仕事をしよう
ということで、自分にはどんな仕事が合うのか、つまりは自分の才能ってなんなのか?ということを知ることがいかに大切か、伝わっていたら嬉しいです。
・細かい作業が得意
・人と話すのが得意
・全体を見てタクティクスを練るのが得意
・人の特性に気付いて育てるのが得意
色々な得意があって、反対に不得意がある以上、絶対に向いている仕事、向いていない仕事というものがあります。
これを自分で自覚せずに、見抜けるかもわからない他人の評価を元に、働く中でたまたま見つけるというのは至難の業です。
そもそも今の仕事がうまくいっていないことを自分の能力のせいにして、転職することすら検討していなければ、この先もずっとあなたはあなた自身の才能に気付けずに、活躍できるフィールドを知らずに、好きでもない仕事を延々続けていく可能性だってあるんですから。
自分に向いている仕事って言ってみれば、
人より少ない労力で、人よりも成果が出る仕事
ということです。
これってスゴイことだと思うんですよね。めちゃくちゃコスパいいじゃないですか。
何よりも、自分に向いている仕事というのは楽しいだけではなく、何よりも苦痛じゃありません。
「自分に合った仕事」、「自分が快適に働ける環境」を見つける上では、向き不向きや自分の強みを把握しないことには始まりません。
ここで紹介した方法はすべてデメリットは一切無いものを選んだので、早速あなたが自分の才能を見つけて、ストレス無く伸び伸びと仕事ができることを祈っています。
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