ブログ運営・SEO

SEOに影響大なブログ設定・タグの使い方【必須の9項目】

・ブログを運営してるけど、なかなかアクセスが増えない…

・ブログはリライトが重要と聞くけど、新しい記事書くだけで精一杯…

・ブログのリライトって、どこをどう直せばいいのかわからない

こんなブロガーに向けた記事です。

 

ただし、「エディターで記事を書いているだけ」「SEOって何ですか?」という初心者にはちょっと難しい内容なので、サイトの仕組みを多少でも理解している中級者向けです。

ブログ・SEO初心者の方は先に「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」という記事をどうぞ。

順に読みつつ作業すると、SEOの基礎は全部身につきます。

 

本記事では、「ブログをリライトしてアクセスと収益を増やす方法」を解説します。

具体的には「SEOに大きな影響を与える、最優先でチェックすべき箇所」でして、リライトする優先順位「最大」の項目をまとめました。

 

なお、「クリック率(CTR)」とか「滞在時間」の改善はリライト優先度「中」という感じで、「ブログ記事を上位表示させる効果的なリライト方法」という記事で解説しています。

 

実績非公開では説得力がないので、実績の一部を公開しています。

当たり前ですが、上記結果になる過程で実際にやっていることを解説します。

【SEO】ブログのリライトで最優先にすべき9項目

先に結論です。
最優先で修正、テコ入れすべき項目と作業難易度をまとめました。

チェック項目 作業難易度
① 記事の文字数が少ない 割と簡単
② メタディスクリプションが重複 割と簡単
③ サイトマップがない 割と簡単
④ 有効なSSL証明書がない 割と簡単
⑤ <title>タグがない 簡単
⑥ <title>タグが重複している 簡単
⑦ <title>タグが2つ以上使われている 簡単
⑧ タグを使っていない 簡単
⑨ 表示時間が長い 難しい

 

推奨する作業環境

以下の2つが揃っていると、作業は比較的簡単です。

  • WordPress
  • All in One SEO Pack (プラグイン)
  • Google XML Sitemaps(プラグイン)

※All in One SEO Packを導入している場合、もともとサイトマップ生成機能が備わっているので、Google XML Sitemapsは不要です。
というか、両方有効化すると競合のエラーメッセージが出るので、片方でOKです。

上記はSEO対策を効率化するためには必須ツールです。
かなり楽になるので、未使用の場合はインストールしておくべき。

無料ブログの難易度はちょっとわかりませんが、見出しやタグなどは簡単にいじれるはず。

ということで、順に解説していきます。

SEO最重要①:記事の文字数が少ない

結論、1記事の目安は2,200文字以上です。

Googleは文字数が少なすぎると、内容を正確に把握できません。
内容が不明なものが、上位表示されようがないですよね。

 

ただ文章を伸ばしても無意味です

当たり前ですが、ただ言い回しを変えたり、薄い内容を書き足してもSEO的には無意味です。

「文章を伸ばす=内容を充実させる」という方向で追記しましょう。

コツとしては、「読者が次に知りたいこと」や「ついでに知っておくといいこと」を書いてあげることです。

読んでくれた読者が「知りたかったこと以上にタメになった!」と感じてくれれば、滞在時間や回遊率も上がるので、SEOの評価も上がりやすくなります。

 

内容を充実させつつ、文量を増やす方法

内容が充実した文章を書くには、記事構成が必須です。

以下の記事で記事構成について解説しているので、合わせてどうぞ。構成スキルが身に付くと、「量が書けない」という問題はクリアできます。

>> 初心者でも文章苦手でもOK!ブログの記事構成を3ステップで解説

SEO最重要②:メタディスクリプションが重複

メタディスクリプションとは、検索結果でタイトルの下に表示される文章のこと。
実物を見た方が早いので、以下の画像をご覧ください。

メタディスクリプション

メタディスクリプションは、検索ユーザーのためだけでなく、Googleも記事内容を把握するために参照します。

ここが他の記事と重複していると、SEO的には大きな悪影響になると言われています。
修正方法は以下の記事を参考にしてみてください。

>> メタディスクリプションとは?最適な文字数と最適化方法を1から解説

SEO最重要③:サイトマップがない

サイトマップとは、検索エンジンのロボット(クローラー)が、あなたのサイトを巡回しやすくするための「地図」のようなものです。名前の通りですね。

サイトマップが無いとクローラーが迷子になったり、全部のページを回り終える前にあなたのサイトから帰ってしまうので、設置は必須です。

 

サイトマップを作り、Googleに送信する方法

手順は以下の3つです。

  1. Google XML Sitemaps(プラグイン)をインストール
  2. 上記プラグインを設定し、サイトマップを作る
  3. Googleサーチコンソールから、サイトマップを送信する

具体的なやり方は以下の記事をどうぞ。画像付きで解説しています。

>> サイトマップの作り方と送信方法|サーチコンソールとは?

SEO最重要④:有効なSSL証明書がない

SSL証明書とは、検索ユーザーに対して「このサイトの接続は暗号化されており、安全にアクセスできますよ」と知らせるものです。

「ユーザーへの安全性を高めている」ということが、SEOに良い影響を与えます。

 

証明書の有無を確認する簡単な方法

ページURLを見れば一瞬でわかります。

  • http:証明書なし
  • https:証明書あり

上記の通り。

なお、SSL証明書はレンタルサーバー運営者に発行してもらうので、あなたが使っているレンタルサーバーのページで手続きなどを確認してください。

 

たとえば、多くの著名ブロガーが使っているエックスサーバーなんかだと、証明書発行は無料、インストールも不要なので導入が楽ちんです。

SEO最重要⑤:<title>タグがない

<title>タグとは、名前の通り記事のタイトルに使われるタグで、このタグで囲んだテキストが検索結果の一番上に表示されます。

<title>タグ = <h1>タグ =「見出し1」です。

ちょっとややこしいですが、上記は全部同じ意味です。
さらにややこしくなるので、詳しい説明は省きます。笑

 

重要:hタグ(=見出しタグ)は装飾が目的ではない

たまに勘違いしている人がいますが、タグは見た目の装飾だけが目的ではありません。

Googleはこの「タグ」であなたのページの構造を把握します。

なので「titleタグ」が無いということは、どのテキストが記事のタイトルなのか判別できない、ということです。

 

簡単:titleタグの設定方法

作業環境によって違いますが、簡単です。

  • ビジュアルエディターの場合:「段落」→「見出し1」
  • テキストエディターの場合:<title>タイトル名</title>と記述

これだけです。タイトル無しで上位表示は不可能なので、必ず設定しましょう。

SEO最重要⑥:<title>タグが重複している

こちらも<title>タグ関連。
結論、「全く同じタイトルの記事を複数作っちゃダメ」ということです。

これは単純に、Googleがページを評価するときに混乱してしまうから。
最悪、どちらのページも順位が上がらないということが起きます。

SEO最重要⑦:<title>タグが2つ以上使われている

最後にもう一つ、<title>タグ関連。
これも結論、「1つのページに<title>タグは1回しか使わない」ということです。

「見た目が良いから」という理由で複数使うと、やっぱりGoogleは「どれが本当のタイトルやねん…」と混乱してしまい、SEOに悪影響です。

 

まとめ:<title>タグのルール

  • <title>タグは、1記事に1回必ず使う
  • 他の記事と全く同じタイトルはダメ

これだけ覚えておけばOKです。

SEO最重要⑧:タグを使っていない

ここまで<title>タグの解説をしてきましたが、他にもいろんなタグがあります。

  • h1タグ:「見出し1」であり、<title>タグ
  • h2タグ:「見出し2」
  • h3タグ:「見出し3」
  • <strong>タグ:太字強調

一部ですが、上記の通り。
これらのタグにも重要な意味とルールがあり、SEOに大なり小なり影響を与えています。

 

1つだけ絶対に覚えておいてほしいのは、

Googleは「タグ」で文章の構成を把握・判別している、ということ。

タグが無いということは、Googleがページの構成を把握できないということだし、タグの使い方を間違っているということは、構成の把握が混乱することを意味します。

 

「タグの使い方やルールがイマイチわからないよ」という方は、「脱ブログ初心者!見出しタグの使い方と最適化のコツ3つ」という記事を読んでおきましょう。

SEO最重要⑨: 表示時間が長い

表示時間とは、「そのページが全部開き終わるまでにかかる時間」のことで、速ければ速いほどSEO評価が高くなります。

あなたが何かをググるときを思い出してみてください。

お、知りたいことが書いてそうだな

(クリック)

…うーん、全然表示されん。もういいや、他のページ見よっ

こうなると、あなたはストレスを感じますよね。
「ストレスを感じるページはユーザービリティが低い」というのは言うまでもないですね。

 

表示速度の改善方法とは

この項目だけ作業難易度「難」にしました。
原因の特定がしづらいこと、変更しづらい部分だったりするからです。

 

表示速度が遅くなる主な原因と対策は、以下の通り。

  • Flashを多用している → Flashを減らす
  • 重い画像を多用している → 画像を減らす、画像データを変換して軽くする
  • サーバーの性能が低い → プランを上げる、サーバーを引っ越す

こんな感じですね。

微妙なサーバーの安いプランとかだと、性能も値段相応です。
プランを上げて解決できればいいですが、引っ越しの場合はURLが変わってしまうので、ちょっと大掛かりな作業になります。

 

ブログリライト箇所を特定する方法

リライトは当てずっぽうでやっても効果が出ません。
効果が出るリライトをするには、最低でも以下の3つが必要です。

  1. 各キーワードで何位に表示されているかを把握する
  2. SEO的に修正すべき箇所を特定する
  3. リライトの効果を検索順位で答え合わせする

やってみるとわかりますが、人力では無理ゲーです。
よって、ツールを使うべき。

参考:僕が使っているツール

僕は「Ubersuggest」というツールの有料プランを使っています。

ここで「Ubersuggestとは?」みたいな話をすると超長くなるので、何ができるツールなのかを箇条書きします。

  • キーワード順位の追跡
  • キーワードの候補選出
  • 検索ボリュームの調査
  • SNSの流入ボリューム測定
  • そのキーワードで上位表示されている記事の状況
  • サイト監査
  • 被リンクチェック

こんな感じで、ブログ運営に必要なデータはこれで事足りてます。

僕の場合はまず無料で使ってみて、機能的に足りなくなったので課金した感じです。

 

今回の記事は「サイト監査」から

Ubersuggestで「サイト監査」という項目を見た画面が以下。

どのページに、どんな問題が発生しているのかを抽出してくれます。
今回の記事はこの「サイト監査」の結果を参考に書いた感じですね。

 

補足:利用料金がコロコロ変わる

僕が見た限りですが、1年半くらいの間で何度もプランが変わってました。

  1. 無料でかなりの機能が使える
  2. 無料の機能が制限され、月額1,000円に
  3. 月額2,999円に値上げ
  4. 買い切りで29,800円に変更

こんな感じ。

長く使う予定だったので、僕は買い切りになったタイミングでポチりました。月額2,999円の10ヶ月分で使い放題になった感じなので、即ポチですよね。

 

僕は今のところ、これ1つで十分という感じなので、おすすめです。

>> 「Ubersuggest」公式サイト

 

ということで、ブログをリライトする上で「優先順位最大」の9項目について解説しました。全部覚えるのは大変ですが、やっていればわかってきます。

ツールの力も借りつつ、限られた時間で効率的に、効果的なリライトをしましょう。
ブログ全体で言えば最優先は「新しい記事を書くこと」ですので。

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