微妙な副業

【結論】おすすめの副業をやってもうまくいかない理由はこれだ。

 

ちょっと厳しいことを言うようですが・・・

「給料上がらないから副業で稼ぎたい」という人がたくさんいますが、その内のほとんどの人が副業をナメてます。

どうナメてるかというと、副業を「本業の片手間でやるもの」みたいな感覚で、本業以下の出力でやってしまうんですよね。

片手間でやるのではなく、空いた時間に全力を注ぐ、が正しいです。

 

 

稼ぐためにはそれなりの覚悟と努力が必要

 

むしろ、会社の看板が無い状態で、知名度の無い個人が稼ぐというのは、会社で働くよりも大変なことです。

普段は会社や上司や業務内容に不満があるかもしれませんが、その仕事は会社の後ろ盾があってこそ成り立っているんです。

その会社補正が無い状態で、自らサービスを作り、集客して、フォローして、ようやく収入が発生します。

勤務時間なんてありません。起きてる時間は常に絶賛営業中です。

その対価として、会社では絶対に学べないようなことが学べたり、会社ではなく自分自身が看板となれたり、給料を大きく上回る収入を得ることも可能だ、という話です。

 

 

これが自分の力で稼ぐということ

 

個人が稼ぐということは、自分のお店を持つようなものです。

例えばあなたがフランチャイズのコンビニオーナーになることを想像してみてください。

バイトとして関わるのとは見え方もやるべきことも恐ろしいほど違いますが、この違いが副業を成功させるかどうかの差になります。

 

まずは数千万円のお金を準備して、数百万円の加盟金を払い、土地・店舗・在庫を用意することになります。

開店までに自分が最初に店のオペレーションをマスターして、実際の接客の練習もします。ポスレジの使い方もマスターする必要がありますよね。

 

もちろん自分だけでは店が成り立たないので、バイトを雇わなければなりません。

予算と相談しながら原稿を作り、求人広告を出して、集まった応募者を面接して開店までに教育する必要があります。

求人広告費は当然自分持ちです。バイトの求人広告ってって結構高いんですよ。

ケチってマイナーな媒体の広告なんて出してしまうと応募者0なんてことも全然あり得ます。

こうなると、その広告費はドブに捨てたようなもので、採用できるまで何度も求人広告を出すことになります。

 

なんとかバイトを確保し、最低限の研修を終えていざ開店!

・・・ですが、今度は365日24時間営業の恐ろしさを身をもって知ることになります。

休むヒマなんてありません。

バイトで対処できないことが起きれば、全て自分が出ていって処理しなければなりません。

そりゃそうですよね、自分の店なんですから。

 

バイトはよく休みます。気軽にPOPに休みます。

事実を知ったら怒らずにはいられないような自分勝手な理由で、嘘をついてでも簡単に休みます。

オーナーであるあなたとバイトの彼らとでは、仕事に対する優先順位がまるで違うのです。

 

長い時間をかけて教育して、やっと店に出られるようになったと思ったら、急に来なくなったり音信不通になることもあります。

どんなに丁寧に接しても、一定数必ずこういう人がいます。

たった1日で「思ってたのと違った」とかいって脱走する人も20人に1人くらいいます。

理由も言わずに辞めていくので、何を改善すればいいのかもわからず、疑心暗鬼になったり人間不信になったりもします。

 

頭を悩めている間も店は開店状態なので、人が足りなければあなたは店頭に立ち続けなければなりません。

睡眠時間が・・・友達との約束が・・・なんて言ってられません。

さらに、そんな中でもまた求人広告を出して面接をしていかないと、いつまで経っても満足に寝れません。

シフトの組み方が下手だったり、無理なお願いをしたり、疲れているからといって粗末な扱いをしようものなら、バイトからは不満続出。

すぐに辞めてしまいます。他にいくらでもバイト先なんてありますからね。

無慈悲にも、バイト君はあまりにもあっさりとあなたの元を去っていきます。

 

 

副業は本業以上の覚悟を持つべし

 

・・・想像できましたか?

毎日が戦争、毎日が戦いの連続です。

胃が痛いとかそういうレベルではありません。

胃痛を通り越して吐き気をもよおす状態です。おえええ。

 

そんな想像を絶する苦労の末に得られるオーナーの収入が、月に数十万円

これが現実なんです。

 

副業をやる上でも、これくらいの覚悟を持って行動してください。

そうでないとダラダラ時間だけが過ぎてしまい、なかなかブレイクスルーできません。

逆に、覚悟さえ持てばコンビニ経営より負担なく稼ぐこともできるし、収入を大きくしていくこともできます。

副業の内容によっては、コンビニ経営のように毎日店に出る必要もありません。

 

副業をナメてはいけない理由、やれば誰でも稼げるかというとそうではない、ということが、上記のように考えればすぐに分かりますよね。

コンビニ経営でも軌道に乗るまでの壮絶な戦いを乗り切って、経営が上手な人であれば複数店舗運営まで拡大し、人材管理だけすれば月数百万円の収入が入ってくる人もいます。

その一方で、経営がどうしようもなくなり自己破産して持ち家も売ってしまい一家離散・・・なんて人も実際います。

 

これと同じです。
うまくいく人、うまくいかない人、それぞれいます。

ビジネスの基本的な構造は何でも同じですよね。

初期投資が少ないものを選べば最悪のシナリオは回避できますが、それはそれで危機感が足りずにいつまでもダラダラと「やったりやらなかったり」という状態が何年も続いている人もたくさん見てきたので、一概にリスクが低いことが良いとも言えないんですけど。

 

それでも、リスクが高ければ高いほどタイムオーバー、ゲームオーバーになる確率も上がってしまうので、やっぱりリスクは高いより低いものを選んだ方が圧倒的にいいです。

続けることさえできていれば、結果が出るまで粘れますからね。

 

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