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【手段と目的】何をすればいいかわからないと迷う前に【どう成るか】

仕事や副業を選ぶとき「何をすればいいかわからないです…」という声をよく聞きます。
昔の僕も同じように悩みましたが、本記事の考え方を取り入れてから迷わなくなりました。

 

迷っていたころの原因を思い出しつつ、解決策をシンプルにまとめました。
やることは以下の3つだけです。

  1. 目的を明確にする
  2. 手段の候補を集める
  3. 条件に合うものを選ぶ

方向性に迷っている人の参考になると思います。
サクッと3分くらいで読めますので、ぜひご覧ください。

【手段と目的】何をすればいいかわからないと迷う理由

何をすればいいかわからない人は、「手段」から考えて迷子になっています。

旅行に例えるとよくわかる

旅行に例えると、こうなります。

  • 目的:目的地(行き先)
  • 手段:移動方法

旅行で「何に乗ればいんだろう…」と迷う人は多分いないと思います。
なぜなら、目的地によって乗り物は勝手に絞られるからです。

  • 目的地が「隣県」→ 移動手段は車、電車など
  • 目的地が「ハワイ」→ 移動手段は飛行機、船

上記の通り。これは普通ですよね。

 

目的が未定だと、手段は決めようがない

では、以下の場合はどうでしょう。

  • 目的地 → 未定
  • 移動手段 → 「何に乗ればいんだろう…」

目的地が決まっていない状態で、「何に乗ればいいんだろう…?」と悩んでいても、答えは出ませんよね。

何をすればいいか迷っている人は、上記と同じです。

  • 目的:未定
  • 手段:「何をやればいいんだろう…」

この状態で答えを出すのは難しいと思います。
つまり、決めるべきは「手段」ではなく「目的」が先ということですね。

 

旅行と一緒でして、目的が決まれば手段は絞られます。
これ、なんとなく伝わってますかね?

目的が曖昧でも手段を間違える

目的がぼんやりしていても、同じように迷子になります。

 

具体例①:収入を増やしたい

たとえばこんな感じ。

  • 目的:収入を増やしたい
  • 手段:投資

一見合ってるように見えますが、実は「収入を増やしたい」は曖昧です。

 

実際の状況が以下だった場合、目的と手段が食い違います。

  • 目的:給料が下がったので、近々で月収を5万円増やしたい
  • 手段:投資

もし上記のような状況であれば、手段として投資を選ぶのは微妙です。「近々で月収5万円増やす」というのがあまり現実的ではないので。

 

「ハワイに向かってチャリを漕ぎ出す」みたいな状態ですよね。

 

具体例②:生活に余裕がほしい

これもよくある目的ですが、やっぱり曖昧です。
曖昧なまま進んでしまうと、後から困って遠回りになります。

 

実際にあったケースが、以下。

  • 目的:生活に余裕がほしい
  • 手段:出勤日や出勤時間を増やす
  • 結果:お金には少し余裕ができるけど、時間の余裕がなくなる

こんな感じですね。

 

「手段」は「目的ありき」です。
目的が決まっていない、曖昧な状態で「何をやればいいんだろう…」と手段を考えても、適切な答えには辿り着けません。

 

とはいえ、「目的を明確にする」というのが苦手な人も多いです。
以降ではこの部分を掘り下げます。

 

「何をすればいいかわからない」ときにやるべき3つの手順

手順は以下の3つです。

  1. 目的を明確にする
  2. 手段の候補を集める
  3. 条件に合うものを選ぶ

掘り下げつつ、具体的に解説します。

手順①:目的を明確にする

「目的を明確に」というのは、2段階で考えると簡単です。

  1. 今、解決したいことは何か?(具体的に)
  2. どうなれば「解決した!」と言えるか?

上記のように考えればOKでして、②の答えが「目的」です。

 

具体例で考えてみましょう

先ほどの「生活に余裕がほしい」という例でいうと、こうなります。

  1. 今、解決したいこと
    →月にあと3万円ほしい。子供との時間も大切にしたいので、あまり家を空けたくない。
  2. どうなれば解決か?
    →短時間の仕事、在宅ワークなどでコンスタントに3万円稼げれば解決

こんな感じですね。
②が「明確な目的」に当たる部分でして、「手段を選ぶときの条件」になります。

手順②:手段の候補を集める

目的が決まると、手段は勝手に絞られます。
とはいえ、ここは知識量によって差が出る部分かもです。

 

たとえば上記の「短時間の仕事、在宅などでコンスタントに3万円稼ぎたい」という目的なら、シェアビジネスWebライターなどがハードル低めで条件に合います。

選択肢が思いつかない場合は、調べつつ条件に合うかどうかで判断すればOKです。

手順③:条件に合うものを選ぶ

いくつか手段の候補が出揃ったら、概要や手順を少し勉強しましょう。

 

勉強すると、条件に合うかどうかが割とハッキリわかってきます。
その中からより合うものを選んで、実際にやり始めてみる感じですね。

 

大切なのは「考える順序」です

いきなり手段を学ぶところから始める人が多いですが…僕はおすすめしません。

 

というのも、ある程度進んでから「あれ…ちょっと違ったかも」となりやすく、かえって遠回りになってしまうことが多いので。
ゴールから逆算すれば、手段は自ずと浮き上がってきますよ。

 

ということで、目的が決まれば手段を選ぶのは簡単です。
いろんな場面で応用できる考え方なので、ぜひやってみてください。

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