ブログ運営・SEO

ロングテールSEOとは?意味・効果・メリットを1から解説

「ロングテールSEO」ってなんですか?

ロングテールSEOって具体的に何をすればいいの?

 

こんな人に向けた記事です。

 

本記事では「ロングテールSEOの基礎」から「攻略法」をまとめています。

実際に僕は、この記事で解説している方法で1位を量産できています。

この記事の内容を身に付けると、ブログのアクセスアップに大きく近付きますので、ぜひ最後までご覧ください。

ロングテールSEOとは?

上記の通り、検索キーワードはロングテールを含めて3種類あります。

種類の検索キーワード

検索回数が何回くらいが境目か?という明確な決まりはありません。

  • 月間検索数5,000回以上:ビッグキーワード
  • 月間検索数1,000〜4,999回:ミドルキーワード
  • 月間検索数1,000回未満:ロングテールキーワード

僕は上記くらいの認識ですが、ロングテールキーワードとは「検索数の少ないキーワード」と思っていただければOKです。

ロングテールSEOが重要なつのワケ

「検索数が少ないってことは、全体のPVはたいして増えないんじゃないの?」と思うかもしれませんが、実はロングテールは侮れないんです。

① 競合が少なく、上位表示されやすい

検索数の多いビッグキーワードで上位が取れれば大きなアクセスアップと収益が見込めますが、企業サイトなどの競合がひしめいているのでそう簡単にはいきません。

一方で、ロングテールキーワードの記事を量産してそれぞれが上位を取ると、トータルでかなりのPVになります。

② ロングテールはCVR(コンバージョン率)が高い

ブログで稼ぐならCVRが重要です。CVRとは成約率のことです。

物凄く極端な例えですが、下記のようなブログがあったとします。

  • 【ブログA】月間30万PVだけど売上0円
  • 【ブログB】月間5万PVだけど売上5万円

収益化を目的とするなら、ブログBが成功と言えますよね。

(とはいえ、ブログの収益はPVに比例するので、最終的には「PVもCVRも高いブログ」を目指すのが最適解なんですが…ここでは一旦置いておきましょう。)

ここは重要なので後でもう少し掘り下げます。

③ ロングテール記事を量産することでミドルやビッグの上位表示が狙える

これもメリットで間違いないんですが、どちらかというと戦略的な話です。

次項で詳しく解説します。

参考:ロングテールSEOの成功例

実は、ネット通販最大手のAmazonが大成功した理由もロングテールSEOにあります。

本のタイトルや商品名を検索すると真っ先にAmazonのページが表示されますよね。

上記は広告すらもAmazonなので、検索結果の上位をAmazonが独占しているのがわかりますね。

これがまさにロングテールSEOでして、Amazonは商品名の指名検索から物が売れまくっています。

 

【重要】ロングテールとCVR|積極的に狙うべき

ビッグキーワードとロングテールキーワードには相反する性質があります。

  • ビッグキーワード:アクセスは多いがCVRが低い
  • ロングテールキーワード:アクセスは少ないがCVRが高い

なので、個人サイトが大手と同じ土俵でやり合うのはかなり厳しいので、ロングテールで上位表示を狙った方が収益化しやすいという側面があります。

ビッグキーワードのCVRが低いワケ

ビッグキーワードは検索ユーザーの検索意図がかなり曖昧です。

たとえば「転職」というキーワードで検索する人は何を知りたがっているでしょう?

  • 転職のやり方を知りたい
  • 転職した人の体験談を聞きたい
  • 転職という言葉の意味を知りたい
  • 転職に役立つサイトを知りたい
  • 初めての転職だから情報収集をしたい

他にもたくさんありそうですよね。

「転職した人の体験談」を知りたい人に「転職サイトランキング」という記事

「転職という言葉の意味」を知りたい人に「転職サイトランキング」という記事

上記は検索意図と記事の内容が合っていなくて、ユーザーにとって不要な情報だということがわかると思います。アクセスは集まりますが、離脱も多くて早いです。

これがPVは多くてもCVRが低くなる理由です。

ロングテールのCVRが高いワケ

ロングテールは言い換えれば「より細かい条件が絞り込まれたキーワード」です。

  • 「転職 サイト おすすめ」
  • 「転職 エージェント 東京都」

上記で検索している人は「転職活動をしようとしている人」である可能性が高いので、転職サイトや転職エージェントの比較記事などからサービスに登録する(=成約)可能性も高くなります。

これがPVは低くてもCVRが高くなる理由です。

個人ブログや初心者こそロングテールを狙うべき

ということで、競合の少ないロングテールで複数の記事が上位表示されると、収益化もしやすいということですね。

「塵も積もれば山となる」じゃないですが、これが個人サイトの戦い方です。

 

個人ブログのロングテール戦略

上図が結論です。作る順番は下記の通り。

  1. ロングテールの記事を量産
  2. ミドルワードの記事を書いてロングテールの記事をリンクで繋ぐ
  3. ミドルワードの記事が増えてきたらビッグワードの記事を書いてリンクで繋ぐ

こうすることでまずロングテールのアクセスが増えて、ミドルの記事→ビッグの記事と読み進む人も出てきます。

また、この構成にするとミドルの記事とビッグの記事にもSEO効果があり、上位表示されやすくなります。

これらがうまく噛み合えば、さらに検索流入が増えるという構図です。

 

ロングテール記事の書き方ステップ

手順は下記の4ステップです。

  1. ビッグキーワードを決める
  2. ミドルキーワードを調べる
  3. ロングテールキーワードを調べる
  4. 1つずつ記事にしていく

キーワードさえ決まれば、あとはひたすら記事を書いていく簡単なお仕事です。

繰り返しになりますが、執筆順は「ロングテール→ミドル→ビッグ」です。

 

なお、キーワードの探し方や選定方法は『ブログのSEOキーワードの探し方と選定方法を1から解説』という記事をどうぞ。

ブログのSEOキーワードの探し方と選定方法を1から解説 ・SEOキーワードってなに? ・キーワードってどうやって探すの? ・キーワードってどうやって選定するの? こんな人...

 

ブログ初心者こそロングテールを極めるべし

本記事で解説したロングテール記事を攻略していくと、ブログへのアクセスは徐々に増えてきます。記事が溜まってきたらそれをまとめる記事を作るイメージです。

ルーズリーフ1枚1枚に丁寧に記事を書いて、後からノートに束ねる感じですね。

最後にもう一度要点をまとめます。

  • ロングテールキーワードとは「検索数の少ないキーワード」のこと
  • ロングテールが重要な理由3つ
    ① 競合が少ないので上位表示を取りやすい
    ② CVR(コンバージョン率)が高い
    ③ 量産するとミドルワード、ビッグワードの上位表示も狙える

  • 個人ブログのロングテール戦略
    ① ロングテール記事を量産する
    ② ミドルワード記事を書いてロングテール記事をリンクで繋ぐ
    ③ ビッグワード記事を書いてミドルワード記事をリンクで繋ぐ

  • ロングテール記事の書き方4ステップ
    ① ビッグワードを決める
    ② ミドルワードを調べる
    ③ ロングテールを調べる
    ④ 1つ1つ記事にしていく

    キーワードの探し方、選定方法はこちらをどうぞ。

やってみると結構地道な作業ですが、この積み重ねがアクセスアップへの第一歩で、続けていくと大きな効果が出てきますよ。

初心者から副業ブログを作るロードマップ

なお、本記事は「ブログのアクセスアップ(SEO)」「収益化の手順」の一部でして、以下の記事でやるべきことを順序立てて網羅しています。

>>「初心者が副業ブログで月5万円を稼ぐまでの完全ロードマップ」

 

上記のロードマップから本記事を読んでいる方は、「初心者でも文章苦手でもOK!ブログの記事構成を3ステップで解説」に進みましょう!

初心者でも文章苦手でもOK!ブログの記事構成を3ステップで解説 ・頑張ってるけどどうもボヤッとした記事しか書けない… ・記事は書いてるのにアクセスが増えない…どこに問題があるんだろう? ・...

この記事が参考になったら
\Follow me!/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA