キャリア・職業

【元人事部】「会社・仕事辞めたい」上位6つの理由と対処法を解説

いつの世も「会社辞めたい」「仕事辞めたい」と思っている人は大勢います。現に僕も4回の転職で5社を渡り歩きました。

 

この記事では、「本当に辞めるに至った理由」の上位6つと、それぞれの対処法を解説します。

 

仕事辞めたい理由①:「お金」

「お金」を理由に辞めたい人の嘆き

●無条件で給料を10%カットされた
(公務員/34歳男性)


●残業手当もボーナスもない。時給換算したら500円
(SE/26歳男性)


●遠方通勤なのに通勤手当が一律月300円
(コールセンター/31歳女性)


●仕事着として自社ブランドの服を買わなければならず、好きでもない服に給料の大半が持っていかれる
(アパレル販売/23歳女性)


●毎日居眠りをしている人と、終電帰りの自分が同じ給料
(事務職/32歳男性)

 

辞めたい理由堂々の1位は「給料・福利厚生」なんだかんだ言って仕事のやる気に一番影響するのは給料ですよ。

 

褒められるのは悪い気しないけど、気を使いっぱなしのインセンティブ旅行に駆り出されるくらいなら旅費を現金支給してくれよ!と。

 

また、どんなに大好きな仕事だからって、「フルタイム月給5万円」で続けられる人はまずいません。「今の仕事ぶりと給料は絶対見合ってない」「このままやり続けて昇給するのか・・・?」と思い始めると、仕事のモチベーションは下降の一途を辿ります。

 

「お金」が理由で辞めたい人の対処法

 

元人事部の僕が言うのもなんですが、昇給を目当てに努力するのはおすすめしません。
というのも、昇給の仕組みは思っているより複雑で、会社の業績、相対評価、上司のさじ加減、社内での好感度、他の人とのバランスなど、努力以外の要素が多過ぎるのです。

 

「お金」が理由で辞めたい人のアプローチは2つあります。

 

1.自分の適性年収(市場価値)を査定する

1つ目は「給料自体にテコ入れする方法」です。
特にひとつの会社に長く勤めている人にこの傾向が顕著ですが、市場価値よりも安く給料が設定されているケースが非常に多いんです。

 

なぜなら今の給料は「社内規定に基づいた評価制度」で決まっていて、「市場価値」は考慮されていないから。今の給料はあなたの市場価値ではなく、社内での価値が反映されているだけです。

 

これはあまり知られていませんが、職業別の市場価値(=給料水準)は株価のように変動します。

 

僕も人事部で採用をしていた頃、建築系の人材が業界全体で取り合いになっていて、従来の給与条件では応募すら集まらず、業界全体の水準に併せて条件を引き上げてようやく採用できた、という経験があります。

 

たとえば2019年現在は、医師、薬剤師などの医療系、保育士やドライバー系などが深刻な人材不足に直面していて、給料相場が通常時よりも高くなっています。
これらの職種は今のうちに転職すれば給料の不満を解消できる可能性が高いんですよ。

 

このように、社内評価と市場価値はまったくの別軸なので、改めて自分の市場価値を診断してみると、思いがけない年収アップが実現できる可能性があります。
最近は便利なツールがあって、スマホで簡単に自分の適性年収を調べることができるので、やってみた結果を参考資料に上長と掛け合う、求人を探してみるといいです。

自分の「市場価値」を診断してみる

 

2.副業をする

2つ目は「給料以外で収入を増やす」方法です。

 

僕がやっていたのはこれで、結果的に独立までできたので、個人的にはこっちの方法が断然おすすめです。

 

やり方にもよりますが、基本的には「やったらやった分だけ」収入が増えるので、今の仕事ぶりと給料が割に合わないと感じている人はそれも解消できて一石二鳥です。

 

単純に「何をどのくらいがんばったら、給料がいくら上がるかがわからない」という決してフェアとはいえない土俵でゴールの見えない努力をするくらいなら、別の土俵に力を入れた方が簡単に収入が上がります。

副業の完全ロードマップ|知識ゼロ→月10万円以上を目指すための全知識 この記事では、副業の基本から中級者向けのノウハウやテクニックをまとめました。 『いきなり副業って言われても何をやればいいか...

 

仕事辞めたい理由②:「人間関係」

「人間関係」を理由に辞めたい人の嘆き

●いつもぼっち飯。既存のグループにまったく馴染めない
(営業/25歳女性)


●上司の言うことがコロコロ変わる。指示どおり進めていたのに怒られる
(総務/30歳男性)


●女の職場でメインのコミュニケーションは陰口
(歯科衛生士/36歳女性)


●仕事残りまくってるのに定時キッカリで帰る後輩
(WEBデザイナー/32歳男性)


●業務中やたらと化粧直しやマニキュアを塗る50代の先輩。誰もアンタのことなんか見てないよ
(経理/36歳女性)

●男性社員と女性社員に対する態度があからさまに違うエロ上司
(不動産事務/31歳男性)

●仕事の質問をしても露骨に無視されて辛い
(看護師/28歳女性)

 

お金と並んで多いのは「人間関係」。

 

馬が合わない、理解できない、クレイジーな上司、陰口大好きな腰掛けのお局、などなど、職場での人間関係は「これ、何かの修行?」と思いたくなるほど。
嫌なヤツに限って役職や給料が高いのは「会社の7不思議」の一つですね。

 

気にせず仕事の成果を挙げることに注力できればそれが何よりですが、場合によっては家族よりも一緒にいる時間が長いので、些細なことでも積み重なることで耐え難いストレスになるケースも珍しくありません。

 

「人間関係」が理由で辞めたい人の対処法

 

自分に全く非がないとまでは言わなくても、人の態度を変えるのは至難の業です。
思い知らせてやろうとぶつかっても疲れるだけだし、改善しようと話し合いの場を設けても、上司の目が届かないところでは結局効果が無かったりと、これもアクションを起こしても見合った効果が得られにくい厄介な問題です。

 

でも実は人間関係が理由の場合、対処法はハッキリしていて、アプローチは3つです。

 

1.自分の考え方を変える

人を変えられないなら自分を変えろ!というやつです。「言うは易く行うは難し」・・・そう簡単にいかないんですよねぇ。

 

ムカつくことがあった時に素直にムカついていたら、相手と同じ土俵に立ったみたいで「してやられた感」が凄いんですよ。余計に悔しくなる。
そんな僕が最終的に行き着いた、最強の対処法を2つ伝授しましょう。

 

何かムカつくこと言われたりやられたりしたら、心静かにこうつぶやくのです。いいですか?

 

「ああ、この人きっと、人間1回目なんだなぁ。」
(哀れみを込めて)

 

まさに仏の心。南無三。
宗教やスピリチュアル方面は全くといっていいほど信奉していませんが、驚くほど心穏やかになる魔法のフレーズです。ぜひ試してみてください。

 

もう1つは本です。
僕はこれに悩んでどうにもならなかった時に、友達から勧めてもらった本に出会って、かなり考え方を改めることができました。(ステマじゃなく実話です)
1500件くらいのレビューで評価4.5の名著です。

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2.相手と建設的な話し合いの場を持つ

シンプルに、「相手と直接話を付ける」という方法。

① 当人同士で話し合いの場を持つ
② それが難しい場合は第三者(上司など)に立ち会ってもらう
③ 相手が上司の場合は更に上司 or 人事部に相談してみる

 

多くの人間関係のトラブルは「相手とのコミュニケーションからの逃げ」から発展することも多く、あらぬ誤解で食わず嫌いしてしまっているケースが少なくありません。

 

勇気を出して話し合いの場を持ってみると、「案外気が合って肩透かしをくらった」とか、「意地悪だと思っていた態度に全く悪気が無かった」とか、むしろ「自分の為を思ってのことだった」など、相手の背景がわかることでわだかまりが解けるケースも多々ありますよ。

 

3.環境を変える

関係改善がどうしても難しい場合、環境を変える方法が2つあります。
意外と見落としがちなのが「部署異動」、もう1つは「転職」です。

 

部署異動の場合はそのまま理由を伝えてもあまり良いことは無いので、「他のキャリアにも挑戦したい」などのポジティブな理由がおすすめです。

 

転職の場合、他の項と重複しますが「4回の転職でわかった、転職サイトとエージェントの最も効率的な使い方」を参考にしてみてください。

 

仕事辞めたい理由③:「仕事内容」

「仕事内容」を理由に辞めたい人の嘆き

●来る日も来る日もコピー、お茶くみ、お土産選び
(社長秘書/23歳女性)


●そんなに「売れ売れ!」言うなら売れるもの作ってくれ
(WEB営業/28歳男性)


●日勤と夜勤のバランスがおかしくて慢性的に不眠症
(看護師/29歳女性)


●売上が良くなる度に転勤で結婚5年、単身赴任4年
(店長職/32歳男性)


●経理に全く興味が持てない
(経理/25歳男性)


●やっと仕事決まった!と思ったら高所恐怖症だと判明
(とび職/25歳男性)


●もともと車が好きだったのに、毎日整備ばかりで嫌いになった
(整備士/28歳男性)

 

求人情報や面接で再三確認したけど、就いてみて初めてわかる業務の実態。
入社してみた結果、あまりに思っていたのと違う仕事内容、やってみたらあまりに合わない仕事というのも確実に存在します。

 

苦しみながらなかなか上達しない、成果の出せない仕事を頑張り続けるよりも、さっさと転職した方が絶対にいい方向に向かいますよ。

 

「生活のため」と割り切れればまだいいですが、やり甲斐を感じられないと日々貴重な人生の時間を無駄にしてしまっている気がして焦りも出てきます。

 

「仕事内容」が理由で辞めたい人の対処法

 

この場合の対処法はハッキリしていて、転職一択です。

 

「入社してみたら前情報と全く違う」というケースであれば、その会社の求人広告の出し方に問題があった可能性が高く、会社の信用度が疑われます。
「内定後の急な配置転換」も初めからシナリオが用意されていた確信犯の可能性が高いので、上に同じ。

 

入社後も振り回されて苦労する可能性が高く時間の無駄なので、そんな会社はさっさと辞めて転職した方が身のためです。

 

「仕事内容にどうしても興味が持てない」という場合も、自分の特性とマッチしていない可能性大なので潔く転職しましょう。

 

ただし、「自分でもどんな特性があるのかわかっていない」のであれば、その状態で転職をしても「転職ガチャ」で当たりを引くのは至難の業です。

 

代表的なツールはグッドポイント診断ストレングス・ファインダーです。

 

グッドポイント診断は無料でWEB完結、ストレングス・ファインダーは有料で本とWEBを使うものなので、自分に合った方を使ってみるといいでしょう。

【無料】8568通りから自分の強みや適正がわかる「グッドポイント診断」やってみた。 一番わかっているようで、実はよくわからないのが自分。 自分にどんな適正があって、どんな仕事が本当に向いてるのか? 知れるもの...
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仕事辞めたい理由④:「過剰な労働時間」

「労働時間」を理由に辞めたい人の嘆き

●繁忙期は20連勤とかザラ、寝に帰ってるだけ
(サービス業/25歳男性)


●残業したくないから急いで仕事を片付けたら「まだ余力がある」と思われてさらに仕事を振られる
(事務/33歳女性)


●クリスマスは職場に連泊が確定。「連泊」って言っても寝ないで仕事してるんだけど
(パティシエ/37歳女性)


●休みの日でも夜中でも、何かあれば今すぐ出動要請がかかる
(自衛官/38歳男性)


●宴会の有無によって勤務が変わるので、毎日前日の16時以降にならないと明日出勤かどうかわからない
(ホテル接客/25歳女性)

 

慢性的な人材不足に陥っている会社や業界、世間が休みの時が繁忙期のサービス業など、労働基準法ガン無視の職場は少なくありません。

 

平日は終電まで仕事、休日は疲労回復のために昼まで寝て、起きたら溜まった家事を片付ける・・・。遊ぶ元気が残っていないので、自然と付き合いが悪くなり、気付いた時には仲が良かった友達ともすっかり疎遠に・・・。

 

「ワーク・ライフバランスってなにそれおいしいの?」という状況の人が世界的に見ても圧倒的に多い、働きすぎの日本人。

働く時間が長い分、実務経験やスキルは身に付くし、大きな仕事が一つ片付いたときにはそれなりに達成感も感じる。だから辞めるってほどでも・・・と潔く決断できない人が多いのがこの理由。

 

こんな人は、気持ちより先に体力の限界を感じて「辞めたい」と思うようです。
体力がある人は限界を感じるまでに時間がかかって、気付いた時には転職すらも難しい年齢になっていることがあるのでご用心。

 

「労働時間」が理由で辞めたい人の対処法

 

季節のイベントなどで一時的に労働時間が延びる職種も結構あります。

 

僕がいた人事部も、普段は残業少なめでしたが、新卒採用時期や年末調整の時期になると終電間際まで仕事に追われるのが毎年の恒例行事でした。

 

このように「職種特有の季節変動」の場合はそういうものだと受け入れるか、思い切って全く違う職種にキャリアチェンジするしかありません。
サービス業界に居ながら「友達と休みを合わせたいから」と土日休みにするのはまず無理ですからね。

 

根強い人気がある事務職は、「ワークライフバランス」に特化している場合が多く、仕事の楽しさがあまり無い代わりに、残業が少なく休みが多いことが大きな理由です。

 

問題は「長時間労働が慢性化している場合」です。この場合は社内事情によるところが大きく、個人の努力ではどうすることもできません。

 

「今新しい人募集してるからもう少し頑張って!」と言われることは多いですが、その通りになって仕事が楽になることはなかなかありません。
何故なら、上層部には「忙しいんだろうけどなんとかなってる」と映るので、高い人件費を払ってまで積極的に採用しようとはしないからです。

 

これからの時代、従業員のワークライフバランスよりも効率、人件費をケチることを重視している会社に未来はありません。
そう遠くない未来に体力の限界を迎えた人たちがドミノ倒しのように退職していき、仕事量は増える一方です。

 

沈みかけの船からはさっさと降りて、もっと良い環境を見つけましょう。

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仕事辞めたい理由⑤:「社風が合わない」

「社風」を理由に辞めたい人の嘆き

●強制参加の飲み会が自腹
(営業/26歳男性)


●忘年会や新年会で毎回出し物をしなければならない
(営業/24歳男性)


●経営陣が全員年配であれもダメ、これもダメ、新しいことに全く挑戦できない
(広告業/29歳男性)


●プロジェクトが中止になり、異業種の子会社の全く関係ない仕事に回された
(プログラマー/35歳男性)


●朝礼は爆音のユーロビートの中での声出しから始まる
(営業/25歳女性)

 

この問題の一番厄介なところは「中に入ってみるまでわからない」という部分に尽きます。
また「どんな社風が合わないか」も経験則でしかわからないというのがこの問題にさらに拍車をかけます。

 

事前に防ぎにくい問題ですが、生活習慣の合わないカップルの如く、カルチャーが合わないというストレスは我慢ができない部類のストレスで、「あかん、ここは自分の居るべき場所じゃないかも」とさえ感じます。

 

「社風」が理由で辞めたい人の対処法

 

この場合は「仕事内容が合わない」場合と同様、転職一択です。

 

個人の努力ではどうにもならないことに加えて、社風とは長年かけて醸成されてきたものなので、社長が交代するくらいの大きなことがないとなかなか変わりません。

 

ただし、同じ失敗を繰り返さないためのコツがあります。
必ずやっておいた方がいいこととして「どんな部分が自分の肌に合わなかったのかを言語化しておく」こと。

 

その上で「転職エージェント経由で」次の会社を探すことです。
何故なら、転職エージェントは募集している企業の様々な情報を持っていて、「社風に関わる情報」も把握している場合が多いからです。(特に大手のエージェントは仲介実績が多く、持っている情報はかなり実態に近く信頼できるものです。)

 

転職エージェントは推薦状を付けて応募することで、書類選考の通過率を引き上げてくれたり、過去の応募者からフィードバックされた「面接官は誰で、どんな質問をされたか」ということまで事前に教えてくれ、面接通過をサポートしてくれます。

【元人事部】「会社辞めたい」は甘え?そんなの気にしなくて大丈夫。 ・頑張らなきゃいけないのはわかってるけど、会社に行きたくない… ・入社から日が浅いし、今やめるのは逃げだよなぁ… ・...

 

仕事辞めたい理由⑥:「不当な評価」

「不当な評価」を理由に辞めたい人の嘆き

●結局のところ、うちの会社はゴマすり上手が出世する
(出版/35歳男性)

●「実力主義」を謳っているけど実態は年功序列
(インフラ/36歳男性)

●年間売上1位になったのに上司に嫌われていたせいで昇給しなかった
(店長職/38歳男性)

●上司に提案したアイディアが大当たり、でも評価されたのは上司だけ
(製造/26歳男性)


●赤字部署をV字回復させたら、別の赤字部署に回された
(営業/28歳男性)


●うちの会社は絶対に顔採用、顔出世
(一般事務/26歳女性)

 

評価を体系化するのは実はとても難しいこと。営業職のように数字でハッキリ現れるものはまだ評価しやすいですが、事務職はミス無く完璧にこなして「B」みたいなところがあります。

 

評価制度がしっかり作り込まれている会社でも、大概その評価を付けるのは直上の上司なので、上司の人間性や好き嫌いが評価に反映されてしまうこともしばしば。

 

身を粉にして取り組んだ仕事が正当に評価されないと、どう自分に言い聞かせても仕事への意欲やモチベーションが下がりますが、仕事に対して正当な評価を受けられない職場は決して少なくありません。

 

「不当な評価」が理由で辞めたい人の対処法

 

「不当だと思う評価をされる原因がどこにあるか」によって対処法が変わります。
大きく分けて「評価を付けている上司に問題がある」場合と、「会社全体に問題がある」場合の2つです。

 

1.評価を付けている上司に問題がある場合

いきなり転職をする前に、別の上司・上司の上司・人事部に相談してみましょう。

 

ただし、伝え方には十分注意してください。
評価を付けた上司の信用を落とすようなクレームになってしまうと、その話が上司の耳に入ると確実に面倒なことになりますし、「評価の正当性」を交渉したかったのに「上司の問題点の指摘」と受け取られてしまうと本題からズレてしまいます。

 

また、「正当性を訴える」というよりは、「自分の仕事ぶりが今回の評価に至った経緯を確認する」というスタンスが望ましいですね。
勇気がいることかもしれませんが、自分の仕事に対して正当な評価を要求するのは従業員の正当な権利なので、やってみる価値は十分ありますよ。

 

2.会社全体に問題がある場合

同僚や別の部署でも同様の不満が聞こえる場合は、会社の評価制度そのものに原因がある可能性が高いです。
また、評価制度はきちんと機能していても、会社の業績が芳しくなければ評価したくても給与や賞与を支払う原資が乏しいので、これも努力と評価が釣り合いません。

 

どちらの場合も一個人の努力でどうにかなる問題ではないので、どうしても納得が行かなければ転職検討です。
せっかくのあなたの能力や頑張りが正当に評価されないというのは、今後長い目で見るとその機会損失は計り知れません。

 

必ず今よりも評価してくれる環境があるので、転職エージェント経由でコーディネーターに現状を相談してみて、評価制度が整っている会社を紹介してもらいましょう。

 

ちなみに、自己評価と会社評価が大きく乖離していると感じる時は、市場価値よりもかなり過小評価されている可能性があります。
「お金が理由」の項と重複しますが、ひとつの会社に長く勤めていると、市場価値よりも安く給料が設定されているケースが非常に多いので、以下で自分の適性年収を診断してみてください。

 

「不当な評価」がどの程度不当なのか、客観的で具体的なデータが得られますよ。

自分の「市場価値」を診断してみる

 

元面接官推奨:勢いで辞める前に現職でやっておくべき4つのこと

 

4回転職してきた経験上、どんな理由があったとしても「不満や勢いに任せて辞める」のはマジでおすすめしません。メリット皆無。

 

仕事を辞めるというのは、金銭的なリスクを負うのはもちろんのこと、退職手続きや転職活動に相当なエネルギーを要します。

 

そして何千人もの面接官を担当してきた経験上、転職する場合は成功率を高めるためにやっておくべきことがあります。

 

1.「社外の非利害関係者」の意見を聞いてみる

少しでも転職を迷うようであれば、社外の第三者に相談してみましょう。
社内の同僚は転職の意思があることがバレる可能性があったり、利害関係者であれば引き止められることも考えられます。

 

また、第三者の意見を聞いてみると、自分の不満がただの思い込みだと気付かされることもあるかもしれませんよ。

 

2.できる限り現職で実績をつくる

転職の意思がある程度固まってからでは、現職から気持ちが離れているのでキツイかもしれませんが、転職活動では絶対に現職での具体的な実績を聞かれます。

 

目標をクリアする、チームや社内で上位に入る、重要な企画に携わるなど、アピールできる材料があった方が転職活動は絶対にスムーズに進みます。

 

3.希望職種の関連資格

職種によっては必ずしも必要ではありませんが、資格はスキルの目安になります。希望する職種で役立つ資格があれば、在職中にチャレンジしておくといいです。

 

「試験の費用は会社負担」など、資格取得を支援する制度なんかがあれば、使えるものは在職中にどんどん使っておきましょう。
「仕事をしながらスキルアップのために勉強した」という事実だけでも、仕事への意欲があると評価されます。

 

4.会社の不満は封印する

どんなに理不尽な理由があっても、どんなにひどい目に遭っていたとしても、それを表に出してプラスに働くことは何ひとつありません。

 

あくまでも「自分のために」現職への不満は封印して、学ばせてもらったことなどを探して感謝する姿勢で臨みましょう。クレーマー、ダメ。ゼッタイ。

 

働きながら転職活動?辞めてから転職活動?

 

既に病院通いをしているなどの緊急を要する理由でもない限り、「在職中にじっくり転職活動」推奨です。というか、短期決戦のメリットはほぼありません。

 

収入が途絶えている状態で内定が出ない状況が長引くと、さすがに焦りが出てきて冷静な判断ができなくなります。
「一日でも早く辞めて楽になること」よりも、「次の転職を大成功させること」に重きを置いてください。本来の目的はそっちですから。

 

また、同じ不満が繰り返されないために本当に良い会社を探そうと思うなら、短期決戦よりもじっくり転職活動をした方が希望の条件に合った会社に出会える可能性は圧倒的に高まります。
求人募集は毎日刻々と状況が変わるし、辞めたタイミングと良い会社の求人が出ているタイミングが合うのは極めて稀です。

 

「スカウトを待ちながら、複数のエージェントからも紹介を受けて吟味する」くらいの余裕は絶対にあった方がいいです。

 

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ということで、「仕事・会社を辞めたい理由」6つとその対処法でした。
大事なことは「不満や勢いに任せてアクションを起こさない」ということ。

 

まずは今辞めたいと思っている原因が何なのか、その上でどんなアクションを起こせば解決するのかを一度整理してみてください。
この記事が少しでも不満が解消するキッカケになれば嬉しいです。

 

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