お金の話

投資や資産運用はコワイ?怪しい?マネーゲーム?

 

投資や資産運用に興味はあるものの、イマイチ及び腰ではじめの一歩が踏み出せない、という人はいまだに多いように思います。

実際、その一歩を踏み出した人もほとんどが元本割れを起こしていたり、「増えたけどこれ、どうすんの?」というくらい利益が雀の涙という人が大半のようです。

投資・資産運用というのは「お金に働いてもらう」という言い方をよくされますが、「お金を稼ぐ=自ら働く」という意味付けが強いせいか、「お金に働いてもらう」ということに違和感を感じてしまい、慎重になりすぎているように見受けられます。

 

そうは言っても、頑張っても頑張っても思うように給料が増えない今の日本において、給料だけじゃ限界あるだろ、ということに気付いた人たちが、給料以外の収入を得ようと積極的に考え始めている、というのが近年の傾向です。

なので今回は、この「投資に対するメンタルブロック」を変える話をしましょう。

 

銀行預金は安全?

 

余ったお金はとりあえず銀行に預金、という人が大半だと思いますが、そもそもなぜ銀行に預けるんでしょう?

現金で持っておくと火事や盗難リスクがあって危険だから?

ほんのちょっとでも利息が付くから?

実はそこまでの理由はなくて、今までがそうだったからと惰性で続けてませんか?

先に結論を言うと、現金の消失リスクは低くなりますが、銀行預金はあなたのお金が減るんです。知ってました?

 

銀行利息の現実、20年放置で○円増えた。

 

たとえば30万円を銀行に預金して20年間放置しておくと、いくら増えると思います?

さすがに20年も置いておけば10万くらい増えそうな気がしません?

正解はコチラ。

 

 

なんと、2000円

口座開設キャンペーンなどの期間限定利息を除くと、メガバンクの年間利息は概ね0.001%で、仮に100万円を預けていたとしても年間で10円しか増えません。

 

 

銀行預金でお金が減るのはナゼ?

 

大きな理由のひとつは手数料です。

 

これはみずほ銀行の振込手数料ですが、大体1回の取引で108〜216円。

108円だったとしても、1000万円を預金して1年の金利が100円ですから、たった1度の取引で簡単に赤字になります。

 

もうひとつはインフレです。

これは銀行預金に限ったことではないので別の記事で掘り下げますが・・・

この30年間で物価は約17%上昇しています。

30年前10000円で買えたものが、現在は11700円になっている、ということです。

こうしている今現在も、インフレは着々と進んでいます。

 

 

「インフレが起きれば経済は活性化する」という前提があるので、国策として一定のインフレは起こしていきたいものだからです。

ちなみに国の目標は年2%の上昇を目指しています。

ということは、銀行金利も2%以上でなければ個人の懐的には赤字なんですが、2%はおろか1%の金利すら掲げている銀行は皆無です。

しかも・・・残念ながらこの「インフレが起きれば経済は活性化する」という前提が大ゴケしていて、実際はインフレだけが独り歩きしていて経済はまったく活性化していないんですがw

 

少なくともこの状況下で銀行金利が上がるとは考えにくいのです。

預金の利息は増えず、物価は上がり、結果的に資産価値は下がっていきます。

 

銀行預金以外の有効打が必要

 

ということで、給料が思うように上がらない中で、金策が銀行預金だけという状態は、どんどん手持ちのお金が圧迫されていくという大きな流れの中にあります。

多少給料が上がったところで、やはりインフレの速度の方が早く、給料が上がったことを実感できないというのはなんとなくわかってもらえると思います。

なので、銀行以外の資金の置き場所として投資や資産運用を検討する、というニュアンスです。

単純に、せっかくあるお金を惰性で口座に置いておくのは不利ですよ、という話です。

 

定例の経済セミナーでもう少し詳しいことも話していますが、今、日本の社会保障費はパンク状態にあって、多少の増税などでは埋められなくなっています。

そうなると、医療費負担を個人に割り振ったりして国としての出費を削らなければにっちもさっちもいきません。

働き方改革と銘打って個人が2つ以上の仕事をすることを斡旋するという苦肉の策まで打ち出しているのが現状です。

個人の生活は完全に個人に委ねられ、自分の身は自分で守るのがスタンダードとなりつつありますが、その時に虎の子預金を頼ろうとしたら、知らず知らずのうちに資産価値が半減してた・・・なんて未来は結構現実的だったりします。

 

ちょっと暗い話になっちゃいましたが、「ただ働いて余ったお金を預金する」というだけでは既に限界が来ていて、働きながらでも少しずつでも投資や資産運用を学んでいった人が生き残る社会が必ず訪れます。

投資・資産運用は一部の金持ちの道楽でもなければ、マネーゲームでもありません。

自分の資産を守り、少しでもプラス側に前進したい全ての人のためのものなのです。

 

まとめ

 

●銀行預金は実は不利。預金価値は下がる一方。

●資金の置き場所を変えるのが投資・資産運用の第一歩

 

投資や資産運用をマネーゲームやギャンブルのように捉える風潮がいまだ根強いですが、実際はまったく逆の行為です。

資産を増やすこと以前に、まずは資産を守ることが重要で、今後を賢く生き抜くための必須スキルです。

 

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