転職とーく

【元面接官】転職面接の服装の疑問を解決|スーツ?髪型は?

・転職活動の面接はどんなスーツ着て行けばいいの?

・面接のときの髪型はあまり派手じゃない方がいい?

・服装や身だしなみは合否に影響するの?

 

こんな人のための記事です。

 

筆者の僕は、面接官としてカルチャーが違う4社で3,000人以上の面接をしてきました。

僕自身も4回転職を経験しています。

 

これは最初に言っておきたいんですが、いろんな転職サイトや面接官でもない人たちが無難なアドバイスをしていますが、あまり真に受けない方がいいです。

なぜなら、「無難」推しなので見事に個性を殺してしまい、あなたの良さがかえって見えなくなってしまうからです。

 

面接官として苦労するのは「金太郎飴みたいな応募者たちの個性をどう引き出すか」みたいな謎の作業でして、上記のようなおかしな就活教育の弊害だと思ってます。

 

本記事を読み終えると、面接での服装や髪型などの疑問はスッキリ晴れます。

結論:服装はよほど酷くない限り合否には影響しない

4社で3,000人を面接してきた結論は、

服装で合否が覆ったことは一度も無い

ということです。

ぶっちゃけ服装はそこまで悩むようなことではないので、安心してください。

「どんな服装がいいか?」は不毛です

理由は以下の4つです。

  • 会社のカルチャーによって違う
  • 応募した職種や業界によって違う
  • 面接官によって受ける印象が違う
  • 「面接は私服で来てください」という会社もある

上記の通りでして、「この服装なら大丈夫!」と統一するのはそもそも無理があるので、ケースバイケースで適切な服装を使い分けよう、ということになります。

 

補足:応募した職種や業界

職種や業界は特に服装に対する意見が分かれるところです。

  • 営業職:スーツの着こなしくらいは抑えておいてほしい
  • 内勤職:不潔でなければとりあえずOKかな
  • アパレル店舗職:お客さんから見られる意識を持っていてほしい

入社後に人前に出る仕事かどうかというだけでも、このくらい評価基準が変わりますよ。

特にアパレル業界やクリエイター職はスーツじゃない場合の方が多いかもしれません。

 

その会社の業界やカルチャーをチェックしつつ、雰囲気を掴んでおきましょう。

 

【男女別】これだけ抑えておけば大丈夫!スーツの着こなしチェックポイント

とはいえ、スーツで臨む場面が一番多いと思うので、抜き出してまとめておきます。

結論:全体的にまとまっていれば大丈夫

ぶっちゃけ細部まで神経質になる必要はないです。あなたが思うほど面接官は服装を細かくチェックしていませんので。

ただし、「スーツのマナー」がわかっていないのは見ていて気になるし、色々と深読みさせてしまうので、以下で簡単に解説しておきます。

最低限この辺が守れていれば大丈夫です。

男性の場合:スーツのチェックポイント

  • 基 本:上下のセットアップ。黒、ネイビー、ダークグレー辺り
  • シャツ:白が基本、ボタンダウンなどもOK
  • ベルト:バックルが自己主張しすぎないベルト
  •  靴 :黒か茶色の革靴
  • 靴 下:黒かグレー、くるぶしソックスなどはNG
  • 時 計:気にしなくてOK
  • カバン:暗めの色のビジネスバッグ
  • アクセサリー:結婚指輪以外はNG

赤文字の部分が悪目立ちしやすいポイントです。

普段スーツを着ていない人に多いんですが、一箇所間違っているだけでやけにダサく見えてしまうのでちょっと注意です。

 

男性の注意点

  • ベルト・靴・靴下などの小物はスーツに合わせよう
  • リクルートスーツはNG
  • ジャケパンは「服装自由」や「私服」指定のときならOK

リクルートスーツは「新卒の就活時のみ」だと思ってください。

そもそも謎の文化ですが「スーツに着られてる感」「独特の新人感」がハンパないので。

女性の場合:スーツのチェックポイント

女性は男性に比べるとかなり自由度が高いですが、チェックするポイントは多いです。

  • 基 本:上下別々でもOK、パンツ・スカートどちらもOK
  • 色合い:グレー・ベージュ・キャメル辺り、黒は逆に微妙かも
  • インナー:カットソーやニットでOK、シャツも大丈夫
  •  靴 :パンプス(5〜7cmくらいがおすすめ)
  • 靴 下:タイツよりストッキング
  • 時 計:気にしなくてOK
  • カバン:暗めの色のビジネスバッグ
  • アクセサリー:付けないか、飾りが小さなものを
  • 匂 い:やけに匂いが強いのはなんか気になります、控えめに

女性もリクルートスーツはNG。理由は男性と同じく「独特の新人感」が微妙なので。

 

面接官が服装から受ける印象とは?|悪目立ちする服装パターン

「どんな服装がいいか」という論点だけだと没個性を助長してしまうので、ここでは「さすがにこれはちょっと…」と気になった服装を3パターンピックアップしてみました。

面接官としての印象も合わせてお知らせしておきます。

微妙な服装①:場に不相応な着合わせ

  • サイズが合ってない
  • 明らかに新卒のリクルートスーツ
  • スーツにスニーカー
  • スーツに白靴下
  • スーツにリュック
  • 明るすぎる髪色
  • ラフ過ぎる格好

これらはさすがに気になります。意識しなくてもつい目が行ってしまうレベル。

Tシャツ・ハーフパンツ・サンダルで面接に来たエンジニアがいましたが、さすがに笑ってツッコミを入れてしまいました。笑

 

面接官の印象

「面接」という場面を軽視している印象を受けます。

有り合わせの服装で間に合わせようとするところに、どうしても「手抜き感」「その場しのぎ感」を感じてしまいます。

普段スーツを着ない人でもケチらずちゃんとしましょう。「喪服は年に1回も着ないからいらない」とはいかないのと同じです。

 

レンタルを利用するのもアリ

面接回数が少なかったり、短い期間に複数の面接が集中している場合はレンタルを利用するのもアリです。

ちょっと調べてみましたが、3泊4日で借りても下記くらいの金額からレンタルできるようですよ。

  • 基本セット(スーツ上下、ネクタイ、ベルト)
    4,800円〜6,800円(税込)
     
  • フルセット(スーツ上下、ネクタイ、ベルト、ワイシャツ、鞄、靴)
    5,800円〜7,800円(税込)
     
  • シングルスーツセット(スーツ上下、ネクタイ、ベルト)
    4,800円〜5,800円(税込)
     
  • ダブルスーツセット(スーツ上下、ネクタイ、ベルト)
    4,800円〜5,800円(税込)

参考:スーツレンタルのワンポイント|楽天市場

とはいえ、面接がいつまで続くかはわからないし、一定期間に面接スケジュールをまとめられる保証も無いので、1着くらいは持っていてもいいと思います。

微妙な服装②:だらしない格好

  • 男性のロン毛
  • 髪が脂ギッシュ
  • スーツやシャツがシワシワ

男性のロン毛はどうしても良い印象を持たれません。

似合ってる人見たことないです。

面接官の印象

シンプルに、不快。

客商売じゃなかったとしても、同僚や他の人への配慮が欠けているという印象を受けます。

「人と会う時に身なりを整える」のは、面接以前に最低限の対人マナーかなと思います。

 

転職活動の服装に関する疑問と回答

以下では例外や季節限定など、色々なケースで疑問に思うことをまとめました。

髪の色はどれくらいまで許容できる?

全く問わない業界も中にはありますが、だからといって金髪や彩色が入った髪はさすがに不相応だと思います。

黒〜茶色の間で明るすぎない色が望ましいかなと思います。男性はせいぜいダークブラウンくらいまでがいいでしょうね。

髪型は?

これもそこまで気にする必要はないですが、表情が見えてまとまっていればOKです。

  • 前髪:目にかからない方がいいので流す、止める
  • ロングヘアー:ハーフアップくらいでOK
  • パンキッシュ:ダメではないですが、長いとV系になってしまいます

上記の感じですね。

カバンはどんなものがいい?

職種問わず、リュックタイプはさすがに微妙かなと思います。

ガチガチのビジネスバッグである必要はありませんが、明らかに私服寄りのものは浮いてしまいます。

夏のクールビズは?

  • 襟付きが望ましい
  • 男性の場合「クールビズOK」の指定が無ければネクタイ着帳
  • 半袖はNG
  • 裸足、サンダル、ミュールはNG
  • 女性の場合、生足は微妙
  • 汗を拭くハンカチなどはOK

見落としがちですが、当日前に先方に確認するのが確実だったりします。

ただし、扇子などは建物に入ったらしまっておきましょう。パタパタ仰いでいるのは見た目が悪いし、「もっと冷房利かせてよ」と言っているようにも見えるので。

冬のコートなどは?

  • コート:スーツ用の物を。ダウンやカジュアルコートはダサいです
  • インナー:ニットやセーター、スーツベストなどはOKです
  • ブーツ:スーツには合わないと思うので、雪国以外は微妙

上記のような感じです。

スーツの着こなしと考え方は一緒で、コートだけカジュアルなどは悪目立ちします。

難題:「私服でお越しください」どうする?

これ、色々な意図があるので難しいです。

  • その人の普段の姿を見たい
  • その人のセンスを見たい(アパレル業界など)
  • カジュアルな雰囲気で選考したい
  • わざと判断に迷う状況を作って反応を見たい

こんなところかなーと思います。

 

「100%普段着でOK」というわけではない

これが難しいところですよね。

「さすがにNGだろ」というアイテムを書いておきます。

  • デニム・ジーンズ
  • スウェット・ジャージ
  • ハーフパンツ
  • パーカー
  • シャカシャカのナイロン生地

上記はさすがにやり過ぎだと思うので、やめておきましょう。

 

崩しすぎないオフィスカジュアルがいいかも

「無難」という表現はあまり好きじゃないんですが、先方の出方がわからない以上、変に個性をアピールするのはちょっと怖いですよね。

崩しすぎないポイントを書いておきます。

 

男性の場合

  • ジャケパンスタイル
  • 襟付きのシャツ
  • 革靴
  • バッグも少しカジュアルでOK(リュックは除く)

この辺のポイントを抑えておくと、スーツほどパキパキしないけど、ちょっとオシャレな感じになります。

Tシャツ1枚はNGですが、ジャケットの下にTシャツを着るのは結構カッコいいです。

 

女性の場合

ぶっちゃけ男子より自由度が高いので、かなり難しいです。

  • パンツよりスカート
  • カーディガンなどの羽織物

やっぱり女性は難しい…上記がちょっとだけ雰囲気を引き締めるアイテムかなと。

【女性】メイクやネイルは?

これもそこまで気にしなくていいですが、差し色みたいに目を引く色はカジュアル過ぎるかなと思います。

ナチュラルメイクで行きましょう。

「仕事は私服、面接はスーツ」どうしたらいい?

「普段私服だから、スーツで行って面接に行くとバレたくない」みたいな場合ですね。

ちょっと面倒かもしれませんが、着替えを持っていって駅のロッカーなどに入れておきましょう。面接前に着替えればOKです。

 

見出しなみよりも大事なつのこと

身だしなみはマイナスになることはあっても、プラスになることはほとんどありません。

極端な話、服装で多少のマイナスがあっても、下記で判定が覆ることはいくらでもあります。

大事なこと①:場に合わせて考える力

本記事の服装についてもそうですが、「どうしたらいいか考える前にググる(=答えを探す)」というのが習慣になってしまっているとしたら、それはあまり良くないかもしれません。

仕事は「ググってもわからないこと」の連続です。

「問題解決能力」とよく言われますが、「判断が難しい場面でどう立ち回るか」という力が問われます。

大事なこと②:雰囲気や個性

感覚的だし明確な答えがあるわけじゃないんですが、「好感が持てる」というのは本当に大事なポイントです。

こう言うと必ず「自分は活発なタイプではないし、声小さいし…」という人がいますが、元気ハツラツであればいいという話ではありません。

  • 淡々と話すけどなんだか可愛げがある
  • 軽そうなのにしっかりした考えを持っている
  • 声は小さいけどなぜか面白い
  • 決して明るくはないけど知的で安定感がある

こういうのを「個性」と呼ぶんだと思いますが、テンプレートを追い求めるとせっかくの個性が陰ってしまいます。

「あなたらしさ」が出ていればどんな形でもOKです。

自覚するのは難しいので、誰かに自分の長所を聞いてみるなどして、まずは自覚するのが大事かなと思います。

大事なこと③:話の内容

これは説明するまでも無いですが、面接で最重要なのは話の内容です。

身だしなみはあくまで補助的なものなので、ここに時間をかけるよりは話の内容に磨きをかけた方が通過率は高まります。

 

「無難」であることよりも「判断力」を身に付けよう

こんな記事を書いておいて矛盾するかもしれませんが、目の前に問題が出てきたときに「ググってコピる」ということにあまり重きを置かない方がいいです。

長い目で見ると、それはあなたの思考力を下げてしまい、「ググって出てくる程度のことしかできない」人材になってしまいますので。

 

最低限のマナーは調べるとして、それ以上のことは「自分の頭で考える」ということが面接の場でも、仕事の場でも求められる能力かなと思います。

そういった意味で、「無難」とか「テンプレ」を追い求めるのではなく、「ルールを調べて自分なりに考えてアレンジする」ということもやってみてもらいたいな、と思います。

 

この記事が参考になったら
\Follow me!/

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA