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大半の人は目標がない・挑戦しない・すぐ諦める|頑張れば楽勝です

ナポレオン・ヒルという哲学博士が3万人を対象とした研究結果は、

何か目標を掲げた人が、諦めるまでに挑戦する平均回数は0.8回

 

なんだそうです。

ここで信憑性を議論しても仕方ないので脇に置いておくとして、「肌感覚としてこれは割と正しい」と感じています。

これは朗報ですが、チャレンジするだけですでに上位数%だったりします。

大半の人は目標がない・挑戦しない・すぐ諦める

世の中には2種類の人がいます。

  • 目標を持つ人・持たない人
  • 挑戦する人・しない人
  • 諦めずに続ける人・すぐ諦める人

 

そして、特に多いのは以下の組み合わせの人たちです。

  • 目標はあるけど、チャレンジしない人
  • チャレンジはするけど、すぐ諦める人
  • 目標がないから、チャレンジもしない人

結論、「目標を持ち、チャレンジしつつ、諦めない」というスタンスでいれば、世の中の大半の人を抜き去ることができます。

 

理想は「目標を持つこと」から

 

これはその人の性格や人間関係に大きく左右されますが、目標はあった方がいいです。

挑戦しないのも、続かないのも、元を辿れば「目標がないから」なので。

 

「目標」と聞くと一見めんどくさそうですが、そんなに大きなものじゃなくてOKでして、僕なんて最初の目標は「結婚してお小遣い制にしたから、自分のお小遣い増やしたい」でしたからねぇ…意識低い系。

 

普段から一人でいる時間が多いと、比較対象がないので目標も持ちづらいと思います。そして、あまりにも自分とかけ離れてると他人事になってしまいます。

 

大半の人は挑戦しても継続しない

 

これも事実だと思いますが、「ブログをがんばる!」「ビジネスをがんばる!」と宣言した人のうち、1年後も継続して努力している人は10%もいないと思います。

そして、継続できた1%くらいの人が、それなりに成果を出せていたりします。世の中ではこれを「成功する人なんて一握り」と錯覚しています。

 

これ事実なんですが、「成功する人なんて一握り」という常套句がよく使われますが、実は「継続できる人が一握り」ということです。

仮に目の前にあるものが「成功率5%」と言われるものであっても、「数ヶ月で挫折する90%以上の人も含んでの成功率5%である」ということを理解しておくと、少し気持ちが楽になると思います。

 

「諦めることがダメ」なのではなくて

 

かく言う僕も、たくさんのことに挑戦して、たくさん挫折してきています。数えるまでもなく、挫折したものの方が多いです。

「続ければある程度勝てる」とわかっているので、「続くものを探す」感じ。1回挑戦してダメだったからって、そこまで凹みません。探してるので。

 

結果的にある程度うまくいっているものは「続けられたもの」で、最初からうまくいったものなんて1つもありません。芽が出るまでかなり時間がかかっていることもありますが、少なくとも去年よりは前進しています。

 

試行回数を増やしてちょっと続けてみよう

 

うまくいったことの方が目立ちやすいので、うまくいってる人を見かけると順風満帆に感じるかもしれません。でも実際は違うはず。

目立たない多くの失敗や挫折があって、その試行回数からうまくいくものが見つかっているはず。1コ目のチャレンジでいきなり当たりを引く例外もあると思いますが、あくまでそれは例外だと思います。

 

一方で、自分の強みを知らずに闇雲に挑戦すると、それは「運ゲー」要素が強くなるので、これも挫折が多くなる一因だと思っています。

先にグッドポイント診断とかで自分の強みを理解しておくことで、当たりを引くまでの試行回数を抑えることはできるはず。

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ともかく、ほとんどの人の挑戦回数の平均が0.8回ということが事実であれば、「見つかるほどやってない」ということなんだと思います。

そして、やってみたことを1ヶ月や2ヶ月で判断せず、「コツのようなものが掴めるくらいまで」は続けるべきかなと思います。

何をするにも最初はヘタクソでわからないことだらけ。なので「すぐできない=向いてない」と判断してしまうと、ほぼすべての挑戦が挫折に終わってしまいす。

 

この「コツのようなものを掴む」には、ある程度の時間が必要です。それは期間ではなくて、「それをやった実働時間」です。

極端な話、ダラダラやってたらコツを掴むまでに時間がかかり、結果的に挫折する可能性が高まってしまいます。

まとめます。

  • チャレンジする回数を増やす
  • やるときは集中的にやる
  • コツのようなものを掴めるところまでやってみる

 

というのがおすすめです。

 

合わせてやっておきたい3つのこと

  • 周りに公言する
  • がんばっている人をフォローする
  • できれば直接会いに行く

順に補足します。

周りに公言する

今にして思うと、これがとても大事だったなと思います。公言するメリットは以下の通り。

  • 挫折しづらくなる
  • サポーターが現れやすくなる
  • 人を紹介してもらいやすくなる
  • アドバイスをもらいやすくなる

自分の内に秘めた決意って、結構簡単に曲がるんですよ。具体的には、すぐ休みたくなる、踏ん張りが利かない、など。

宣言することで「言ったからにはやらないと格好がつかない」という副産物があります。

また、宣言すると思わぬところで手を貸してくれる人が現れることがあります。「昔自分もやってたよ」「こうするといいって聞くよ」「こういう人がいるよ」など。

 

デメリットもお伝えしておくと、やろうとしていることが「普通」から遠ければ遠いほど「ドリームキラー」が現れやすくなることですかね。

ここで不意打ちをくらって、始める前に挫折する人が結構多いので、チェックしておきましょう。

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がんばっている人をフォローする

Twitterでもインスタでもなんでもいいので、がんばっている人をフォローしましょう。自分が挑戦している領域の人、先行く人が良いです。

そして可能なら、ポジティブな情報だけを見るようにしましょう。たまたま見かけた些細なことに引っ張られやすいのが人間だからです。

極端な例かもしれませんが、自分が頑張っている時に、友達の恋愛の愚痴を見聞きしてテンションが下がるというのはちょっと考えものです。

これを逆手に取ると、頑張っている人の動向をウォッチしていると「自分もがんばらなきゃな」という気持ちが起きます。

 

自分が身を置く環境は特に大事で、自分の行動量や質は環境で決まります。

サークルの野球部と、プロを目指すチームでは、同じ野球をやっていても練習内容も意識もまったく異なります。

たとえば副業をやりたいならやっている人、すでに収益を上げている人の情報に囲まれるように自分の環境をプロデュースしましょう、ということです。

 

できれば直接会いに行く

「眼の前で見るリアル感」というのは、自分の意識を変えるくらいのパワーがあります。「こんなんでうまくいくのかな・・・」と悩んでいるときなんかは特に。

その道でうまくいっている人に直接会うと「ああ、本当にうまくいくんだな」と確信が得られます。

 

ちょうどこれは、映画のあらすじをネットで見るのと、実際に映画館に行ったときの感じ方に似ています。

実際に見た人同士でしか共感できないことがあるし、見た人同士ならたったワンフレーズであの時感じた感動を瞬時に共有できてしまいますよね。

これは「リアル感」の為せる技だと思います。

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最後に

 

「チャレンジ」とか「目標」とか、意識高い系の暑苦しい単語が多かったかもしれませんが、世の中には「積み上がるもの」と「積み上がらないもの」があります。

ビジネス界隈では「ストック型」とか「フロー型」とか呼ばれています。

そしてどうやら人生というものは「積み上げれば積み上げるほど楽になる、豊かになる」というルールがあるようです。

 

休みの日に好きなゲームに没頭するのも、買い物を楽しむのも、もちろんいいと思います。
ただそれらはすべて「積み上がらないもの」で、ちょっと過激な言い方をすると「数年経ったときに何も残らないこと」だったりします。

 

日常に少しでも「積み上がること」をプラスすると、「好きなゲームにもっと没頭できる」とか「今まで控えていたものまで買えるようになる」といった、ちょっとした豊かさが増えていきますよ。

 

 

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