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現役フリーランスが「フリーランスのデメリット」を考察した結果

・フリーランスのメリット、デメリットを知りたい

・フリーランスになりたい気持ちはあるけど、悪い部分も知って検討したい

・フリーランス経験者はどんなことをデメリットと感じているんだろう

 

こんな人に向けた記事です。

 

筆者の僕は5回の転職を経て、2018年に専業フリーランスになりました。

 

なる前に思っていたことと、実際になってみて感じることは結構違いまして、安定収入で平和に暮らせています。

「仕事は手段であって目的ではない」と考えており、仕事よりも人生の充実とか気持ちの平穏を重視しています。

 

ということで本記事では「フリーランスのリアルなデメリット事情」についてまとめました。

これからフリーランスになろうとしている人の参考になればと思いますので、ぜひご覧ください。

現役フリーランスが「フリーランスのデメリット」を考察した結果

先に結論から。

デメリットを見てフリーランスになるかどうかの判断をしようとしてるなら、やってみた方が早いと思う。笑

そう思う理由は2つです。

  1. 独立しなくてもテスト的にフリーランスはできるから
  2. デメリットは解消できるし、メリットに変換できるから

ちょっとここを掘り下げますね。

試験的に副業でやればいい話

フリーランスには2種類あります。

  • 副業フリーランス:会社勤めをしつつ、副業がフリーランス形式
  • 専業フリーランス:メインの仕事がフリーランス

上記がもう答えですが、副業でフリーランスをやってみて、「このデメリットは致命的」という結論に至ったら辞めればいいだけかなと。

副業を辞めても本業はそのままなので、元の生活に戻るだけです。

フリーランスはデメリットを変換すべき話

デメリットを知ることは大事だけど、それをそのまま受け入れて「やらない理由」にするのはちょっとどうかなと思います。

なぜなら「○○だからできない」という思考ではフリーランスとして立ち行かないからで、そんなことは山ほど起きるからです。

一見マイナスな出来事をどう解釈するか、デメリットをもう一歩踏み込んでどう解消するかという考え方がフリーランスには必須です。

 

フリーランスに必須な「デメリットを解消する力」とは

具体例があった方がわかりやすいと思うので、実際に「フリーランス デメリット」とググって出てきたものを例に解説します。

  1. 収入が不安定
  2. 有給休暇がない
  3. 確定申告が面倒
  4. 孤独感を感じる
  5. モチベーションの維持が大変

禅問答みたいな部分もあるかもですが、実際こんな感じです。

一般的なデメリット①:収入が不安定

毎月定額の給料と比較すると、変動するフリーランスの報酬は確かに不安定です。

じゃあどうすれば安定するか?と考えます。

  • 不安定:月額50万円で1社と契約
  • 安定:月額10万円で5社と契約

上記ならかなり安定しますよね。

ちなみに僕は以下のような感じで収入が安定しています。

  • 資産運用:4割
  • 生活必需品事業:2割
  • ブログアフィリ:2割
  • 講師業・シェアビジネス:1割

ちょっとトリッキーかもですが収入自体を分散していまして、上記全てが一夜にして0になる可能性は限りなく低く、僕はこれが「収入が安定している状態」と考えています。

 

上記の複業方式は安定感抜群でして、コロナショック中も増収を達成しています。

個人的におすすめなので解説記事を書きました。

参考:【体験談】会社員を辞めてフリーランスになるには?|複業のススメ

本当の意味での不安定とは

一歩引いて考えてみると「サラリーマン一筋で給料が50万」みたいな状態の方が圧倒的に不安定だったりします。

50歳とかで会社が倒産したら一夜にして収入が0になるし、事故に巻き込まれたり病気になったとしても同じ。こっちの方がよっぽど不安定ですよね。

コロナショックで経験したように、「うちの会社は大丈夫」なんて保証はどこにもありませんので。

一般的なデメリット②:有給休暇がない

フリーランスはいつでも自由に休めますが、有給休暇はありません。

 

これは人によって色々かなと思いますが、僕の場合は休んでも収入が入るような仕組みを作ってあります。

このブログ、生活必需品事業、資産運用がそうでして、僕が寝ていても、旅行に行っていても、インフルエンザで寝込んでいても、24時間365日働いてくれています。

「胡散くせー」と思うかもしれませんが、事実です。

旅行先で良い景色を見ながらスマホを見つつ、収入が発生しているのを確認してニヤニヤしています。

一般的なデメリット③:確定申告が面倒

  • 「会計freee」を使って一瞬で終わらせる
  • 税理士さんに外注する

上記いずれかで解決です。

無知な僕では悪戦苦闘するのが目に見えているので、その時間は稼ぐことに使い、ソフトか外注にお金を支払った方が手元に残るお金は多くなります。

一般的なデメリット④:孤独感を感じる

これもよく聞くんですが僕自身はむしろ逆で、フリーランスになった後の方が人間関係は充実したなと感じています。

必死にマウントを取ろうとしているみたいでキモいかもですが、こちらも事実です。

 

この辺りのことは以下の記事で考察しつつ、解消法をまとめています。

参考:フリーランスが孤独を感じる瞬間と解消法3つ|心配しなくて大丈夫

一般的なデメリット⑤:モチベーションの維持が大変

これは確かに大変でして、どんなにモチベーションが高くても必ず下がる時が来ます。

なので、「下がる前提でどうコントロールするか?」を集中的に学んだところ、「身を置く環境でコントロールできる」ということがわかり、実践したら解決しました。

その時に学んだことと実践した結果を以下の記事にまとめました。

>>【事実】副業で最短で稼ぐ方法|身を置く環境が大事過ぎる話

 

もう一つ、「そもそもモチベーションは不要」という斜め上の対処法もあり、こちらも効果抜群でした。

>> ブログも副業もモチベーション不要|習慣化で成功を自動化しよう

 

結局は「フリーランスをやりたいかどうか」を大事にすべきでして、やりたいならデメリットを解消しつつ、安心してやれる方法を考えよう、という話です。

 

解消が難しいフリーランスのデメリットは1つだけ

1つだけ解消が難しいデメリットがあります。

それはズバリ、「社会的信用を得にくい」ということです。

信用が得にくいと具体的にどんな影響があるか?というのが以下。

  • クレカを作りづらい
  • ローンを組みづらい
  • お金を借りづらい
  • 物件を借りづらい

これはもう社会通念上どうしようもないんですが、「フリーランス=収入が不安定=支払い能力が未知数」という信用評価になります。

対策:専業フリーランスになる前に終わらせておく

これも一応対処法がありまして、「サラリーマンアカウントがあるうちに手続きを終わらせておくこと」です。

僕は銀行関係者じゃないので正確なところはわかりませんが、

  • サラリーマンで年収400万円
  • フリーランスで年収1,000万円

多分、上記くらい収入に開きがあっても、銀行によってはサラリーマンの方を評価します。(フリーランスでも、個人事業主でも、零細企業の社長でも扱いはほぼ同じです)

実際に僕は専業フリーランスになる寸前に一軒家を買ってまして、サラリーマンのうちにローンの審査を通しておきました。

余談:借り入れ審査後に退職して大丈夫なの?

結論、返済に支障を出さなければ大丈夫です。

審査はあくまでその時点での支払い能力を見るものなので、その後の仕事が変わっても支払いさえしていれば文句は言われませんので。

逆にサラリーマンを続けていても、リストラや倒産で支払えなくなる場合もありますしね。

 

フリーランスのデメリットを解消するためにすべきこと

繰り返しになりますが、実際に動いてみることです。

もっと直接的に言うと、まずはお金を稼ぐことが大切だと思います。

金額は小さくてもまずは実際稼いでみよう

ぶっちゃけ、お金が稼げれば解消できるデメリットは多いですし、稼ぎが安定すれば専業フリーランスにもなれます。

少額でも全然OKでして、「自分の力で稼げた」という原体験ができると自信に繋がり、やる気が一段上がります。

フリーランスでお金を稼ぐ手段とは

色々ありますが、個人的におすすめなのは以下です。

  • ブログ運営
  • プログラミング・Webデザイン
  • クラウドソーシング
  • シェアビジネス(シェアリングエコノミー)

上記は初心者からでも学習手順とスキルアップの手順が明確で、専業フリーランスになれる程度に稼げる見込みがある手段です。

1つ例を挙げると、プログラミングは未経験スタートでも、基礎学習3ヶ月くらいで月10万円くらい稼げるようになる感じです。

 

こういったビジネスモデルで稼げるようになると、人生の難易度が大幅に下がります。

具体的な手順は以下の記事をどうぞ。

>> 副業でサラリーマンを卒業できた僕が教える、おすすめ副業2つ

 

フリーランスのデメリットは工夫で解消可能|副業から始めてみよう

最後にもう一度要点をまとめます。

  • 大事なことは「フリーランスになりたいかどうか」です
  • 「なりたい」と思うならデメリットは工夫しつつ解消すればOK
  • 解消が難しいデメリットは「社会的信用」のみ、事前に手続きしておきましょう
  • フリーランスを目指す人は、まずは少額でいいので稼ぐべき

ということで、フリーランスのデメリットと考え方は伝わったかなと思います。

 

知識を得たら小さなことでも実際にやってみましょう。

脳内がいくら変わっても、行動しなければ現実は1ミリも変わりませんし、本記事で紹介したようなデメリットで「実際詰んだ」という話はほとんど聞いたことありませんので。笑

このページを閉じつつ、最初の一歩を踏み出しましょう。

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